...彼はお藤の方を振り返って...
芥川龍之介 「路上」
...白髪(しらが)を振って...
泉鏡花 「悪獣篇」
...やがてあたりを振りかえり...
海野十三 「火星兵団」
...砂をかぶせる振りをして...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...ひもばしごを振れるだけ振っておいて...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...無造作に手を一振(ひとふ)りして言った...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...倫理化や道徳振りを発揮するには...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...随分待って? きっと今夜はお出でと思ってこれでも急いで帰って来たのよ、お土産もあるわと青江がうれしげに寄って来ても、久能は振向かず、眉をひきつり、ぷっぷっと煙草のけむりを吐いていた...
豊田三郎 「リラの手紙」
...振向くと「軍談講釈...
直木三十五 「南国太平記」
...あったら家柄を棒に振ってしまった殿様なんだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...不足らしき素振(そぶり)のありしか...
樋口一葉 「軒もる月」
...私の振付けを直していただきました...
三浦環 「お蝶夫人」
...病氣で郷里へ歸つてゐた三島が二年振りに上京して來て彼の處へ來た...
横光利一 「悲しみの代價」
...そして彼女は杖を振り上げて...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...まといを振り出して...
吉川英治 「大岡越前」
...関東者の我武者を振いおこしてきたとみえる...
吉川英治 「私本太平記」
...目ざましき織田勢の働き振りに較(くら)べて...
吉川英治 「新書太閤記」
...離別のハンケチをいつまで振っていても...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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