...前に挟んだ伊達巻(だてまき)の端をキウと緊(し)めた...
泉鏡花 「印度更紗」
...僕は疑問を挟(はさ)んだのだ...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...今は最早(もは)や異議を挟む元気も失せていた...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...橋寺が口を挟(はさ)んだ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...冷たい手を自分の温い手のあいだに挟んでたらなにかいいたい様子なので耳をよせる...
中勘助 「母の死」
...ガタガタ/\トラックの荷物の中に挟まつて揺られながら...
中原中也 「引越し」
...その二人は眼を閉じている余を中に挟(はさ)んで下(しも)のような話をした(その単語はことごとく独逸語(ドイツご)であった)...
夏目漱石 「思い出す事など」
...擦れ違って通り越した二個の小宇宙は今白い卓布(たくふ)を挟んでハムエクスを平げつつある...
夏目漱石 「虞美人草」
...ねとねとしてむやみに歯の間に挟(はさ)まるここいらの麺麭に内心辟易(へきえき)しながら...
夏目漱石 「明暗」
...小さく畳んで紙入に挟んだ小菊が一枚...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親父は石の唐櫃の蓋に挟まれて死ぬなんて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二つの山に挟まれてドニェープルの方へさがつてゐる谷あひにあつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...スカースデールが小耳に挟み...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...俺はまだ自分の弗箱(ドルばこ)に手を挟まれる程...
夢野久作 「二重心臓」
...兼好の歯ぐきに挟(はさ)まっていた今朝の汁の実の菜ッ葉を見て...
吉川英治 「私本太平記」
...筆を耳に挟(はさ)んで毎日ぽかんと空虚(うつろ)な眼をしている...
吉川英治 「松のや露八」
...ここの話を耳に挟み...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ふつうの拵えに直して横に手挟(たばさ)んでいた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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