...私が指の間に挟(はさ)んだ葉巻の灰さえ...
芥川龍之介 「魔術」
...その針金の先についている小さい物挟(ものばさみ)を...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...今は最早(もは)や異議を挟む元気も失せていた...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...通りを挟んで向かいにあるスペンサー氏の靴屋に目を向けて...
オー・ヘンリ O. Henry 大久保ゆう訳 「罪と覚悟」
...それが川を挟(さしはさ)んで向い合っていることまでは見分けるべくもなかったけれども...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...(図面を紙挟(ばさ)みに納める)マリーナ 何もそう...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...もう一人は挟箱(はさみばこ)に酒樽をつけて後につづく同行二人……あれはと盲人にたずねると...
中里介山 「大菩薩峠」
...吝嗇(けち)な内儀の間に挟まって...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...芝居の女形がするように右の掌を懐へ軽く挟んだりしました...
野村胡堂 「百唇の譜」
...挟箱(はさみばこ)を担(かつ)いだ鬢発奴(びんはつやっこ)の梵天帯(ぼんてんおび)...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...パンの方へは両面ともに上等のバターと芥子(からし)と塩胡椒とを煉合せたものを塗ってその間へ薄く切ったハムを挟みます...
村井弦斎 「食道楽」
...巨大(おおき)な硬炭(ボタ)が落ちかかって作った僅かな隙間に挟み込まれたもので...
夢野久作 「斜坑」
...千鶴子とアンリエットを中に挟んでボートは岸を放れた...
横光利一 「旅愁」
...その間に挟まる自分の態度に...
横光利一 「旅愁」
...女を挟んで道誉と争いたくなかったし...
吉川英治 「私本太平記」
...はて? と不審をさし挟(はさ)もう...
吉川英治 「新書太閤記」
...後ろからの追撃に挟まれて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...一口も挟まず聞いていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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