...割合に落ち着いた挙止でそれだけの仕事をすませた...
有島武郎 「星座」
...挙止の端正なマネット医師が...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...それ以来ことに目立つように思えた私に対するお嬢さんの挙止動作(きょしどうさ)も...
夏目漱石 「こころ」
...自分はすぐ重吉の挙止動作がふだんにたいていはまじめであるごとく...
夏目漱石 「手紙」
...しかしその腰元の歩みぶりや、すべての挙止が、あまりにきかぬ気の貞奴まるだしであったのが物足りなかった...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...相貌怜悧(れいり)、挙止敏捷、言語明晰、彼は確かに野卑遅鈍なる衆童を圧して一異彩を放っておった...
穂積陳重 「法窓夜話」
...併し挙止閑雅といふ語は...
水野葉舟 「言文一致」
...その妻である女は、挙止、言葉づかいよさの諸点が現実の作者の妻である婦人を、まざまざ読者に思い浮ばすように描かれている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そう騒がれるのにたるほどの優雅な挙止を源侍従は見せていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...始終微笑を帯びて玄機の挙止を凝視していた...
森鴎外 「魚玄機」
...支那の貴人の家の静かな男女(なんによ)の挙止応対が全(まつた)く沈鬱(メランコリツク)な気分を舞台に漲(みなぎ)らせた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...だから彼自身は、決してふたつのものを、挙止言動に、いちいちつかい分けているなどとは思っていないかもしれない...
吉川英治 「三国志」
...彼らの挙止(きょし)の礼は...
吉川英治 「私本太平記」
...この一美丈夫の挙止(きょし)を...
吉川英治 「新書太閤記」
...ただ挙止(きょし)やことばが静かなだけで...
吉川英治 「新・水滸伝」
...挙止もの静かなるこそ他(よ)そ目にも見事と申すもの...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...十八公麿の挙止(きょし)を見て...
吉川英治 「親鸞」
...範宴の挙止には真(まこと)が光っていた...
吉川英治 「親鸞」
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