...挙措に困った時は、周りの助けを借りましょう...
...彼女は挙措が上手く、プロポーズの場を盛り上げた...
...結婚式で新郎が挙措不審になってしまった...
...社会人となり、挙措に一層気をつけるようになった...
...教師は子どもたちに挙措の大切さを教える役割がある...
...立派な口髭(くちひげ)を生(は)やして挙措(きょそ)動作も重々しく...
太宰治 「新釈諸国噺」
...一人だけ挙措進退がはっきりしていて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...頗る挙措を失したるものゝ如し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...挙措の不親切にして真面目ならざるを責め...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...言葉つきから挙措物腰まで静かで...
豊島与志雄 「幻覚記」
...彼はアマリアの挙措にはなおいっそう反感をいだいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女の挙措と同じように愛情深い慎(つつ)ましい手紙だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...どんな場合にも挙措を乱さないだけの沈着と...
豊島与志雄 「小説中の女」
...肺を病んで、神経質で、痩せて、骨立って、顔色も浅黒く、そればかりか、日常の言語は、へんに精神的だがぽきりと棒ぎれのようだし、挙措動作も、はきはきしてるがぎごちなく、謂わば凡てに女性的な濡いと曲線とが乏しい彼女なのだが、その時の彼女の素振りには、おのずから流れ出た子供っぽいものがあったのだった...
豊島与志雄 「鳶と柿と鶏」
...常に後世の人に見られていることを意識しているような孔子の挙措(きょそ)の意味も今にして始めて頷けるのである...
中島敦 「弟子」
...挙措(きよそ)には尋常女子の敢て作さざる振舞があつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これまでは玄機の挙措が意に満たぬ時...
森鴎外 「魚玄機」
...挙措(きょそ)もおっとりと優雅で...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...母親の挙措言動がそのまま子供の上に反映するのである...
山本周五郎 「菊屋敷」
...挙措(きょそ)動作も優雅で...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...このひと月あまりのうちにどことなく変ってきた妻の挙措(きょそ)が...
山本周五郎 「日本婦道記」
...日夜おまえの挙措に注意してみて...
山本周五郎 「日本婦道記」
...顔つきも挙措(きょそ)もおちつきを失い...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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