...挙措に困った時は、周りの助けを借りましょう...
...彼女は挙措が上手く、プロポーズの場を盛り上げた...
...結婚式で新郎が挙措不審になってしまった...
...社会人となり、挙措に一層気をつけるようになった...
...教師は子どもたちに挙措の大切さを教える役割がある...
...一人だけ挙措進退がはっきりしていて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...四歳の頃より舞(まい)を習いけるに挙措(きょそ)進退の法自(おのずか)ら備わりてさす手ひく手の優艶(ゆうえん)なること舞妓(まいこ)も及ばぬほどなりければ...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...挙措の不親切にして真面目ならざるを責め...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...小泉美枝子は、容姿うるわしく、挙措しとやかで、そして才気もあり、多くの人から好感を持たれた...
豊島与志雄 「化生のもの」
...言葉つきから挙措物腰まで静かで...
豊島与志雄 「幻覚記」
...挙措(きょそ)のやさしさ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...静かな挙措を有してる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...挙措動作は軽快で...
豊島与志雄 「風俗時評」
...挙措(きょそ)動作が何処やら異っているので警戒しなくてはならないと見られた...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...彼には処世のために必要なあらゆる武器がそろっていた――洗煉された挙措動作はいかにも気持よく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...二人は其挙措に於て大に趣を殊にしてゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」阪谷朗廬(さかたにらうろ)は関藤々陰(せきとうとういん)の此日の挙措を叙して下(しも)の如く云つてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...僕は挙措を失するやうな気分になつたので...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「不可説」
...やさしく大人びた挙措があった...
山川方夫 「その一年」
...このひと月あまりのうちにどことなく変ってきた妻の挙措(きょそ)が...
山本周五郎 「日本婦道記」
...挙措にも顔つきにも屹(きっ)としたものが消えず...
山本周五郎 「日本婦道記」
...顔だちや挙措(きょそ)はまだ少年らしく...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...顔つきも挙措(きょそ)もおちつきを失い...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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