...それはざつと下に挙げる三点になるかと思ひます...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...何か天界の驚異について彼に話したある西洋の天文学者に答えた言葉を挙げることができる...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...菊池君は呟く様に云つて顔を挙げる...
石川啄木 「菊池君」
...個々の作品について例證を挙げる必要があると思ふが...
谷崎潤一郎 「純粋に「日本的」な「鏡花世界」」
...存在論的に規定されるにしても――認識論的及存在論的は今の定義に従う――この自然を可能ならしめる条件として空間を挙げることが出来るであろう...
戸坂潤 「性格としての空間」
...やってもアルキメデスやアリストテレスの名を挙げるだけである...
戸坂潤 「デカルトと引用精神」
...今日は半助を挙げるつもりで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...長崎屋を引挙げるほうが早道です」顎十郎は...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...遠慮深く不安な眼を挙げる母の様子も重苦しく感ぜられた...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...これを一々ここに挙げることも出来ませんから...
牧野富太郎 「植物記」
...遊民生活の過去と華々しい訣別式を挙げるのさ...
松本泰 「日蔭の街」
...私たちは工藝に関して論述した幾多の経済学者の名を挙げることができよう...
柳宗悦 「工藝の道」
...筑後にある窯場では三池(みいけ)郡の二川(ふたがわ)を挙げるべきでありましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...一つだけ例を挙げると...
柳田國男 「地名の研究」
...能書家と見られる方々を挙げると...
山本笑月 「明治世相百話」
...これと同様の保守的俗論がなお続々と日本人の間に頭を挙げるでしょう...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
...だが卵で洗ったような見事な銀髪と、時々挙げる顔の、深い皺をもった広い額とは、ふと近より難い威厳を見せてもいた...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
...私は先づ女郎花(をみなへし)を挙げる...
若山牧水 「秋草と虫の音」
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