...同時に声を挙げながら...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...批評の使命は美点を挙げるより欠点を指摘するにある...
芥川龍之介 「ポーの片影」
...第七章 現在に於ける我が国防第一節 現時の国策速やかに東亜諸国家大同の実を挙げ...
石原莞爾 「戦争史大観」
...上方の栖鳳や春挙の作に比べると...
薄田泣菫 「茶話」
...而(しこう)してまた自から詫びて曰く、「挙世一士無し、吾に放(ほしいまま)にせしむ第一流」と...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...寧ろフランシス・ベーコンに先立つレオナルド・ダ・ヴィンチを挙げるべきだろう**...
戸坂潤 「科学論」
...殿の御推挙なさる人物なら――やがては...
直木三十五 「南国太平記」
...あの子は王族の血でもひいてるような挙止(ものごし)をしています...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...これらの挙動をもってマルチルドムと称すべからず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...今この句の外に枯野の月を詠ずる者を挙げんに月も今土より出づる枯野かな雨什(うじゅう)松明(たいまつ)は月の所に枯野かな大甲(たいこう)昼中に月吹き出して枯野かな金塢(きんう)三句おのおの巧拙ありといへども...
正岡子規 「俳諧大要」
...更に月の句を挙げて如何にその変化せしかを見んとす...
正岡子規 「古池の句の弁」
...『即興詩人』とか『涓滴』などの鴎外のものを挙げねばならぬであろう...
三木清 「読書遍歴」
...市内のある工廠で一挙に数百人の女工を求めて来たので...
宮本百合子 「新しい婦人の職場と任務」
...そんな死体の山を一挙に焼き尽すつもりでブッかけて在ったものと考えられる...
夢野久作 「戦場」
...まだその挙(きょ)のないうちから...
吉川英治 「上杉謙信」
...主君信長に御推挙申して...
吉川英治 「新書太閤記」
...挙止もの静かなるこそ他(よ)そ目にも見事と申すもの...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...それは産を成し名を挙げるわけなのであるが...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
便利!手書き漢字入力検索