...「指切りチョキパーで勝負しよう!」...
...子供同士が「指切り」と言って約束を交わす...
...ナイフで指切りをしてしまった...
...「指切った?」と心配そうに聞かれた...
...指切りして幸せが訪れるという噂がある...
...どこへ行って指切断(きり)をして来たんだ...
泉鏡花 「活人形」
...子供が指切りをする様な真似をして...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...指切りをしながら...
田中英光 「箱根の山」
...素早く指切りをさせられてしまつた...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...決してないの! この上またわたしを苦しまさせないで下さいまし! 指切りですわ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...げんまん!」葉子はそう言って指切りをして出て行った...
徳田秋声 「仮装人物」
...」彼女は指切りをして降りて行った...
徳田秋声 「仮装人物」
...田舎乙女おまへは田舎の乙女さまお馬で朝草刈りにゆく山ほととぎすが山で啼きやお馬もお耳をたてて聞く山ほととぎすは渡り鳥あの山渡つてどこへゆく土蜂草を刈ろとて鎌研ぎしてりや蜂がとんで来た土蜂(つちばち)が蜂を見てたりや鎌で指切つた指を見せたりや蜂ア逃げた窓山を眺めたが山は物言はぬ空を眺めたが空も物言はぬさうよ...
野口雨情 「野口雨情民謡叢書 第一篇」
...利巧で、意地つ張りで、――十二年前、日向の筵の上で、指切りをしたり、頬摺(ほゝず)りをしたことが、そんなに厄介なことになるとは思ひも寄りません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そいで、涙をのんで、小指切って、ここんところは、一時、おさめる覚悟定めたんや」「馬鹿な」金五郎はびっくりして、「それで、指切って出したのか?」「すんでのところを、切らんですみました...
火野葦平 「花と龍」
...今後はもう決して酒には見向かずにと彼は私に指切りしたが...
牧野信一 「鬼涙村」
...此後はもう決して酒には見向かずにと彼は私に指切したが...
牧野信一 「鬼涙村」
...」「ぢや、指切りしてよ...
槇本楠郎 「母の日」
...」私は小さな誓いのために指切りをした...
室生犀星 「幼年時代」
...指切りの殺人魔と目されて...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...「指切りの郁次郎だ」「江の島の巫女(みこ)殺しだ」と...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...指切(ゆびき)りだよ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...指切りなんかしちゃいけないって...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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