...「持役会社」は、会社法に定められた株式会社の形態の一つです...
...彼が傾いていたので、私は持役を変えて彼を支えた...
...この取引によって私たちは大量の持役を手に入れました...
...彼女は持役として多大な責任を負っています...
...持役の交代によって新たな戦略を立てることができる...
...そして子供仲間ではクリスマス祝祭の取持役であつた...
アーヴィング 高垣松雄訳 「クリスマス・イーヴ」
...それは一つの部屋でみな役者がそれぞれ持役に従った扮装をしているのであった...
上村松園 「余齢初旅」
...「奈良井遊廓」の場で正しい持役(もちやく)で出演したわけだった...
海野十三 「間諜座事件」
...今度の劇(しばゐ)に僕の持役は...
薄田泣菫 「茶話」
...今度の持役の台詞(せりふ)を...
薄田泣菫 「茶話」
...まるで老人と若者が持役の取り替えっこでもしたようである...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...これからまた持役(もちやく)を替えて踊ってみてえんで……その机竜之助という剣術の先生...
中里介山 「大菩薩峠」
...六提灯に火をつけたのも、その持役も、同じく米友でありましたけれども、この提灯持は、世間常例の如く先に立つことをせず、一足あとから、例によってはったはったと歩いて行きます...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分についた持役(もちやく)は大概きまっていて...
長谷川時雨 「市川九女八」
...あらためて持役をきめた...
久生十蘭 「玉取物語」
...おとなしくなったようだ」猩々の子供は持役(もちやく)は終ったというこなしで...
久生十蘭 「蝶の絵」
...自分もちつとは取持役として働かなければならないのだとは感づきながら...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...一〇 世持神と世持役ことに南方の諸島においては...
柳田国男 「海上の道」
...いま村にて世持役(よもちやく)と申す役名も...
柳田国男 「海上の道」
...また世持神から世持役への繋がりもはっきりしないが...
柳田国男 「海上の道」
...もしくは世持役の扮(ふん)する神さまは小浜ではニロウ神といい...
柳田国男 「海上の道」
...持役の中門へ帰った...
吉川英治 「新書太閤記」
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