...彼は私たちの宿の持主です...
...この店の持主は誰ですか?...
...彼はその土地の土地持ちの一族の持主だ...
...彼女は花屋の持主である...
...飲食店の持主が変わったため、料理の味が変わってしまった...
...その旗の持主がまた珍らしい人なのだと前置きをして...
有島武郎 「星座」
...この指紋の持主こそ真犯人だぞと...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...この素敵な頭の持主は政友会の原敬氏だつた...
薄田泣菫 「茶話」
...その持主の深く撲(う)たれた心のあとがそれとはつきり指さゝれた...
田山録弥 「路傍の小草」
...小屋の持主というのは靴やのおやじで...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...元の持主に返そうとするのは解り切っているから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...不思議なボス的戰鬪力の持主だつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...惚れて居るのは清八どんくらゐのもので」この山男は思ひの外の辛辣(しんらつ)な舌の持主でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何んといふ無法な言ひ掛りでせう」強い性格と健康の持主らしいお酉も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...パツと咲いたやうに華やかになる不思議な顏の持主です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...貝塚の持主の人が出られて...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...又なかなかハイカラな趣味の持主でもあつて...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...楽々と斯る労働に堪へ得る程の健康の持主である...
牧野信一 「バラルダ物語」
...知の持主はわずかな選ばれた者に限るからである...
柳宗悦 「工藝の道」
...彼らは智慧の持主であることは出来ない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...腹中何をつつむか分らないような大人的風格の持主に細川藤孝がある...
吉川英治 「新書太閤記」
...三成も武弁(ぶべん)一片でない政治的な頭脳の持主であり...
吉川英治 「新書太閤記」
...先天的に合わない性格の持主とみえる...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索