...持ち場につけ!」高声器から...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...おれの持ち場がある...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...持ち場などについて...
海野十三 「蠅男」
...さて、その晩は、ゆりかさんを、おくまった部屋にやすませ、おとうさまと、おかあさまと、平野一郎少年と小林君とが、一歩も部屋を出ないで、見はりをつづけ、五人の刑事たちも、それぞれ、持ち場について、いっそう、目を光らせていました...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...トレープレフ みんな持ち場についてくれ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...彼は自分の持ち場に偶然おこるべき事故に対して...
ディッケンズ Charles Dickens 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...もし持ち場を離れましたら...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...幾組かのかたまりになってそれぞれの持ち場へ散っていった...
永井隆 「長崎の鐘」
...何故なら自分の持ち場も為事(しごと)もよくわかっていましたから...
西尾正 「墓場」
...こはただ便利のために双方の持ち場を分かちたるのみ...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...全員持ち場へお帰り下さい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...自分の持ち場を一生懸命...
正岡容 「寄席」
...持ち場というふうには感じられていなかった...
宮本百合子 「ある回想から」
...各々持ち場があって...
柳宗悦 「民藝の性質」
...そして自分の持ち場の橇のすぐ前のところに立つていた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...空では鷸子(つぶり)と鳶(とび)とが円(まる)く空中の持ち場を守って飛んでいた...
横光利一 「日輪」
...足利殿の持ち場だな」呟(つぶや)いて...
吉川英治 「私本太平記」
...その持ち場へもどるべきことを命じたものにちがいない...
吉川英治 「新書太閤記」
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