...お松さんの持ち場の卓子(テエブル)にいた外国語学校の生徒らしいのが...
芥川龍之介 「葱」
...持ち場につけ!」高声器から...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...持ち場についていた...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...さて、その晩は、ゆりかさんを、おくまった部屋にやすませ、おとうさまと、おかあさまと、平野一郎少年と小林君とが、一歩も部屋を出ないで、見はりをつづけ、五人の刑事たちも、それぞれ、持ち場について、いっそう、目を光らせていました...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...おれたちは、持ち場を、はなれちゃいけないんだ...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...その持ち場についている...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...彼(か)の新門辰五郎(しんもんたつごろう)の持ち場とて...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...330破滅を來す敵將のおのが持ち場に攻め寄るを...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ホランド並木道(グローヴ)が持ち場のやつで――で...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...自らの持ち場からじっと見守っていた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...その持ち場に穴を開(あ)けた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...幾組かのかたまりになってそれぞれの持ち場へ散っていった...
永井隆 「長崎の鐘」
...生意気だったんでしょうね」*137自分の持ち場を離れなかったために...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...持ち場に突っ立っている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...お前の持ち場は向こうの邸宅でしょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...各々持ち場があって...
柳宗悦 「民藝の性質」
...そして自分の持ち場の橇のすぐ前のところに立つていた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...浅野家持ち場の宿坊は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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