...僕はまだ一篇の琴唄の作者を新進の豪傑と同程度の頭脳の持ち主と思つたことはない...
芥川龍之介 「佐藤春夫氏」
...涼しい瞳の持ち主だけに...
芥川龍之介 「上海游記」
...お伽噺に出てくる魔法ランプの持ち主アラジンではないかしら...
海野十三 「深夜の市長」
...そのくらを持ち主からかりうけて...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...鼻の持ち主は確かに女である...
谷崎潤一郎 「Dream Tales」
...自分のようなものにはこの劇中でいちばんかわいそうなは干物(ひもの)になった心臓の持ち主すなわちにんじんのおかあさんであり...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...そうした不平をいう弟子にはまた当然独創力に乏しい弱い頭の持ち主が多いわけである...
寺田寅彦 「空想日録」
...それは商業や事務に半生を送ったひ弱い肉体の持ち主であったのに...
永井隆 「この子を残して」
...「ここで何してる?」「持ち主なら仕方がないが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の土壌」
...船長は素晴らしい才能の持ち主ですし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...持ち主はよく知っております...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...北欧の古雷神トールが巨鬼を平らぐるに用いた槌すなわち電は擲(なげう)つごとに持ち主の手に還った由で...
南方熊楠 「十二支考」
...こうして私は「青べか」の持ち主になった...
山本周五郎 「青べか物語」
...早く持ち主が来てくれればいい...
夢野久作 「白髪小僧」
...老舌の持ち主はどうやらみんなこんな風らしい...
吉川英治 「舌のすさび」
...組しやすい風貌(ふうぼう)の持ち主と見えるせいか...
吉川英治 「新書太閤記」
...初老にかかる老人こそあぶない短気の持ち主でもある...
吉川英治 「新書太閤記」
...それは自己を統御することのできぬ弱い性格の持ち主である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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