...下駄(げた)の台を拵えるのが仕事だと聴いてはいるが...
岩野泡鳴 「耽溺」
...どうせまた拵えるで……...
徳田秋声 「足迹」
...近所の折を拵える家の子息(むすこ)だという顎(あご)の長い中売りの男が...
徳田秋声 「足迹」
...火曜と金曜と彼奴とが私の心の中にくるくると廻転して妙な謎を拵える...
豊島与志雄 「蠱惑」
...一定の期間に一人ずつ拵えるとか...
豊島与志雄 「都会に於ける中流婦人の生活」
...好悪の群像とかを拵えるつもりだって...
豊島与志雄 「野ざらし」
...窓に網戸を拵えることもしたくない...
豊島与志雄 「美醜」
...洋服の一着ぐらい拵えるのは当り前だよ...
夏目漱石 「明暗」
...土蔵に小さい穴なんか拵える泥棒と掛り合っているにしては...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...身上を拵える気のないものは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...内職の楊枝でも拵えるが宜い...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...そして子宝といわるる子供をウント拵えるべしだ...
牧野富太郎 「植物記」
...何をいえわが帝都の真ん中へ類の無い一つの別世界を拵える事であれば...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...拵える、見て貰う、と云う心持が抜け切らないと、昔からの出来るだけ見よく仕て見て貰うと云う女性特有な関心と affectation が動き出して来るのではないだろうか...
宮本百合子 「概念と心其もの」
...前の日に今の通りスープを拵えるのですが脛の骨の髄(ずい)を抜き去ります...
村井弦斎 「食道楽」
...何でも玉子を入れて焼く物は白身を泡立てて入れると大層フックリ出来るもので私どもではちょいと普通の玉子焼を拵える時にも黄身ばかりへ白身を泡立てて加えますが大層フクフクした玉子焼が出来ますよ...
村井弦斎 「食道楽」
...日本料理の胡麻汚(ごまよご)しだの白和(しらあ)えなんぞを拵えると同じようなものですね...
村井弦斎 「食道楽」
...それへこの上等杏(あんず)を入れれば直(す)ぐ出来るけれども僕が今拵えるのは純粋のワッフルだ...
村井弦斎 「食道楽」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
