...それから私は舵柄を括りつけて...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...タカを括り過ぎて依怙地(えこじ)になられては厄介なので...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...こは頭巾(づきん)と上着と相(あひ)連續(れんぞく)する部分をば紐(ひも)にて括りたる状ならん...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...兄の淳二は小鳥を物干場の柱の上高く括りつけた...
徳田秋聲 「籠の小鳥」
...妻の血液型を記した厚紙が括りつけてある...
外村繁 「澪標」
...一人残らず引括りなさるとよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...水夫の一人は余の草鞋を汀の水でざぶ/\と濯いで舷へ括りつけてくれた...
長塚節 「佐渡が島」
...出刄庖丁を括り付け...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お糸の方と手を括りあわされ...
久生十蘭 「鈴木主水」
...袋を締める時に縄の下へ髪の毛を括り込まれたチューブが悲鳴をあげたのと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...奴を船べりに括りつけるんだ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...「オールの握りの部分にナイフを括りつければいい」彼はその作業を...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...尻つぽに括り付けてある時計の十三時を打つのが不都合だと心得たものか皆駆け出して...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「十三時」
...創の近処三所括り呪言を称う(リヴァルス著『トダ人篇』)...
南方熊楠 「十二支考」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...踏石を分けた中庭括り...
室生犀星 「庭をつくる人」
...壺胡を括り付けた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...その高枕と括り枕との間に...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
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