...「拝謝」は「感謝の気持ちを表す」という意味で、例えば「拝謝します」と言って相手に謝意を示すことができます...
...「お祝いの席で拝謝の気持ちを伝えました」というように、お礼の場面や挨拶の際にも使われます...
...拝謝します」と謝罪の言葉に付け加えて使われることもあります...
...「ほんのちょっとしたことでも拝謝の気持ちを忘れずに伝えることが大切です」というように、感謝の意を表すことの大切さを強調する文言としても用いられます...
...御厚意の段難有奉拝謝候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...天を仰いで神に拝謝し...
穂積陳重 「法窓夜話」
...太守は活命の恩を拝謝し...
南方熊楠 「易の占いして金取り出だしたること」
...門人等は拝謝して受ける...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...吉日を計って、必ず、貂蝉はあなたの室へ送るから、今夜はお帰りなさい」「間違いはないでしょうな」呂布は、恩を拝謝し、また、何度もくどいほど、念を押してようやく帰った...
吉川英治 「三国志」
...もし俺が救わなかったら、いかに君の左右に良い両弟が控えていても、まず今度は、滅亡だったろうな」売りつける恩とは知りながらも、玄徳は、「身の終るまで、今日のご恩は忘れません」と、拝謝して、ほどなく小沛へ帰って行った...
吉川英治 「三国志」
...糜竺は拝謝して、玄徳の妻子を車にのせ徐州へ移った...
吉川英治 「三国志」
...張飛は拝謝して、腹癒(はらい)せのように痛飲したが、関羽は口にふくんだ酒を、曹操の眼がそれた隙に、うしろへ吐いてしまった...
吉川英治 「三国志」
...は、にわかになお、生きてゆかれる気がしてきました」彼は、幾度も拝謝して、手を鳴らして家臣を呼び、降り口に梯子をかけさせて、孔明を送り出した...
吉川英治 「三国志」
...趙雲は拝謝して杯をいただきながら...
吉川英治 「三国志」
...謹んで拝謝し奉る」と...
吉川英治 「三国志」
...拝謝して、白馬に乗換え、ここで玄徳と別れて道を北の大路(おおじ)へとった...
吉川英治 「三国志」
...めでたく第一の功を克(か)ち取られよ」張飛は拝謝して...
吉川英治 「三国志」
...瑾(きん)の妻子も助けられよう」「かたじけのう存じます」と孔明は拝謝し...
吉川英治 「三国志」
...拝謝せい」すると...
吉川英治 「三国志」
...討魏の大旆(たいはい)をかかげて長江を溯(のぼ)るであろう」費は拝謝して...
吉川英治 「三国志」
...この辺で御小憩ねがいたいが」光秀は、拝謝した...
吉川英治 「新書太閤記」
...お礼申しあげまする」などと口を極めてふたりとも拝謝(はいしゃ)した...
吉川英治 「新書太閤記」
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