...先方からのご意見を拝承いたしました...
...彼女は私の提案を拒否せず、拝承してくれた...
...拝承書を書いて、申し出を受け入れた旨を伝えた...
...拝承しても、条件などを再度調整する必要があるかもしれない...
...拝承しなかった理由を明確に伝えて、誤解を招かないようにしたい...
...東京を弔(とむら)ふの文を作れと云ふ仰(あふ)せは正に拝承しました...
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」
...当局の御本人に於(おい)て云々(しかじか)の御説もあらば拝承(はいしょう)致(いた)し度(たく)...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...事実(じじつ)相違之廉(そういのかど)並(ならぴ)に小生之(しょうせいの)所見(しょけん)もあらば云々との御意(ぎょい)致拝承(はいしょういたし)候(そうろう)...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...御尽力下サレツツアル事ヲ拝承仕リ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...拝承(かしこ)まりまして御坐(ござ)りまする...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...』『拝承(かしこ)まりました...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...検閲や之に基く劇場文化統制の加圧などは之を易々として拝承するのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...まだその御著書を拝承したことはございませんから...
中里介山 「大菩薩峠」
...誰(だれ)の命令も文字通りに拝承した事のない代りには...
夏目漱石 「それから」
...誰の命令も文字通りに拝承した事のない代りには...
夏目漱石 「それから」
...昨年一月拝承するに...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...彼らの格言や論説をまるで託宣のように拝承した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...貴下の御辞職の御事情を蔭ながら拝承致しましたので...
夢野久作 「暗黒公使」
...これも独断で拝承して後(のち)に一同に報告した...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...だが、夏侯楙の親書にまぎれもなく思われたので、馬遵は拝承して、「まず、客屋に入って休み給え」と、使者をねぎらい、重臣に諮(はか)っていると、裴緒は翌朝ふたたび城へ来て、「事急を要する非常の場合に、悠々ご評議で日を送っているようでは心許(こころもと)ない...
吉川英治 「三国志」
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