...「拙者」は、武士が自分自身を謙遜する言葉として使われます...
...「拙者」ではなく、「私」と言う方がより一般的な言葉遣いです...
...拙者の考えでは大切の上の大切の証拠が御座います...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...さしつかえないではないか! 拙者が石を打ちおろさぬうちに...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...頭を打ってみたい? あの竹刀でこの拙者の頭を? おのおの方...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが拙者の枕許まで響いて来る...
中里介山 「大菩薩峠」
...「拙者の家の書斎の窓は六尺だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ほかならぬこの拙者に向って...
中里介山 「大菩薩峠」
...なにも改めて拙者にたずねるには及ぶまい――どれ」兵馬は苛立(いらだ)って...
中里介山 「大菩薩峠」
...「その代り拙者の方にも望みがある」「その枕の効能に欺(いつわ)りが無かったら...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...主人御名前を隱し了(をは)せたと思つたのが拙者の淺墓(あさはか)さだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...拙者は大瀧清左衞門...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...拙者が言い交した女を横取りしたのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...拙者が手取りにしてやる...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「いや、そのまま」と正面の阿賀妻がとめて云った、「なじみ深いこの土地のすがたを、拙者、今しばらくながめさせて頂きたい」「そこで婿どの――」と隠居は手をたたいた、「先日からのお約束じゃ、一筆揮(ふる)うて貰(もら)いましょうか、詩藻はかれぬうちがよい、折柄、朝のすがすがしさでもあり――」笑いながら彼は阿賀妻の顔を見つめた...
本庄陸男 「石狩川」
...九月一日の東京然(ぜん)と大焼けに焼けた妻が拙者を詛(のろ)うて...
南方熊楠 「十二支考」
...それは拙者が保証する...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...加多 ……拙者の隊では...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...もう一ツ断っておきたいことは実は拙者の身の上も...
吉川英治 「剣難女難」
...次にはそれを拙者にすすめた趙範の意中もただ真偽のほどは知れず...
吉川英治 「三国志」
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