...ブラジルボク(赤い木材)の抽出液で赤い色をつけたこの塩の熱い飽和溶液を作用させて内部に結晶化させ...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...これは検液とワインの色がある抽出できる酸性の物質の結合物である...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...抽象の願切なる限り...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...机の抽斗(ひきだし)から鉄扇を持ち出す事に定(き)めてゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...後者は抽象的叙述を許容する...
種田山頭火 「其中日記」
...商品世界を抽出するのである(商品でない処の事物がいくらでもあるということは...
戸坂潤 「科学論」
...何か無理に抽象的な報道だけだから...
戸坂潤 「社会時評」
...この前提から抽き出し得る結論は...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...名詞の扱ひにロヂックを忘れた象徴さ俺の詩は宣言と作品との関係は有機的抽象と無機的具象との関係だ物質名詞と印象との関係だ...
中原中也 「(名詞の扱ひに)」
...その代り言葉はどうしても抽象的にならなければならなかった...
夏目漱石 「明暗」
...我々は抽象的意識的自己を否定した所...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...抽出の板は前も後ろも両側も...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ひとつのイデオロギーが抽象的であるか否かは...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...この年の抽斎が忌日(きにち)の頃であった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その八十六抽斎の四女陸はこの家庭に生長して...
森鴎外 「渋江抽斎」
...抽齋と米庵とは共に安政五年の虎列拉(コレラ)に侵された...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...抽齋の次男優善(やすよし)後の優(ゆたか)が寄席(よせ)に出た頃看板に書かせた藝名である...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...『――下の抽斗(ひきだし)じゃ...
吉川英治 「山浦清麿」
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