...從つて自然と抱合するの主義も亦主として内に住む人の立場から解釋しなければならぬ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...汝融和抱合の歡喜を知らざる矮小なる者よ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...抱合って、目を見交わして、姉妹(きょうだい)の美人(たおやめ)は、身を倒(さかさま)に崖に投じた...
泉鏡花 「婦系図」
...ひそかに抱合兵団(サンドイッチへいだん)をもって...
海野十三 「今昔ばなし抱合兵団」
...上と下とからの抱合(サンドイッチ)兵団の攻撃にあっては...
海野十三 「今昔ばなし抱合兵団」
...自ら神は愛なりという思想と抱合し...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...当然以上の諸観念の中に十分に抱合さるるものに相違無いので...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...接触であり抱合であり渾融である...
津田左右吉 「歴史の矛盾性」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...早くも神道(しんとう)と抱合し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...抱合(だきあい)心中で御座います...
富田常雄 「面」
...「抱合心中というのは...
富田常雄 「面」
...その報告を綜合してみると……案のごとく男女の抱合い死体であったこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼らはこの抱合(ほうごう)の中(うち)に...
夏目漱石 「門」
...二人は抱合いながら口措(くちお)かずに喋言り合った...
久生十蘭 「湖畔」
...理において決して抱合(ほうごう)すべきに非ざれども...
福沢諭吉 「学者安心論」
...あれと此とを綿密に6990抱合させて御覧なさい...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...シッカリ抱合った全裸の男女が...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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