例文・使い方一覧でみる「抜打ち」の意味


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...誰の差し金かは分らぬが――恐らく彼に反対する一派のものの投書によってらしかったが――抜打ち的に県から二人の役人がやって来て村の金庫をあらためようとした...   誰の差し金かは分らぬが――恐らく彼に反対する一派のものの投書によってらしかったが――抜打ち的に県から二人の役人がやって来て村の金庫をあらためようとしたの読み方
犬田卯 「瘤」

...振返って抜打ちに云った...   振返って抜打ちに云ったの読み方
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」

...「態(ざま)あ見やがれ」抜打ちにした小森の面(かお)をめがけて...   「態あ見やがれ」抜打ちにした小森の面をめがけての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...抜打ちに斬って捨てようとするものらしい...   抜打ちに斬って捨てようとするものらしいの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...行違いざま抜打ちにやったのだと思うほかはないが...   行違いざま抜打ちにやったのだと思うほかはないがの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...その方で突然抜打ちに斬りつけたらしいガブッという音と同時に誰が斬られたのかワッと叫ぶ声...   その方で突然抜打ちに斬りつけたらしいガブッという音と同時に誰が斬られたのかワッと叫ぶ声の読み方
三好十郎 「斬られの仙太」

...このままには済まんぞ」こう言って抜打ちに相役を大袈裟(おおげさ)に切った...   このままには済まんぞ」こう言って抜打ちに相役を大袈裟に切ったの読み方
森鴎外 「阿部一族」

...彼奴(かやつ)倒れながら抜打ちに胴を……自分は四五寸切り込まれる...   彼奴倒れながら抜打ちに胴を……自分は四五寸切り込まれるの読み方
矢崎嵯峨の舎 「初恋」

...抜打ちに備えようとすると...   抜打ちに備えようとするとの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...今にも抜打ちを仕かけそうな...   今にも抜打ちを仕かけそうなの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...抜打ちに丁管の首を斬った...   抜打ちに丁管の首を斬ったの読み方
吉川英治 「三国志」

...そして、七名の郷士との間に、ふた言三言、激越な問答が交わされたかと思うと、郷士のひとりが、突然、「えい、面倒っ」とばかり、役人の一名を、抜打ちに、川の中へ斬り落した...   そして、七名の郷士との間に、ふた言三言、激越な問答が交わされたかと思うと、郷士のひとりが、突然、「えい、面倒っ」とばかり、役人の一名を、抜打ちに、川の中へ斬り落したの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...せつなをつかんで抜打ちに跳びかかる気も...   せつなをつかんで抜打ちに跳びかかる気もの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...そして盧俊儀(ろしゅんぎ)が抜打ちに薙(な)いだ刀は...   そして盧俊儀が抜打ちに薙いだ刀はの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...抜打ちに一太刀行くべきであった...   抜打ちに一太刀行くべきであったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...四隙(すき)を見たか、ばばは、杉林の小道へと、さっと走りかけたが、やらじと追う城太郎の一跳びに、「何処へ」と、その首の根を抑えられ、くわっと口を開くと、「何しやるっ」年こそ寄れ、きかない気性が、弾(はず)みに出て、振り向きざま、脇差の抜打ちに、城太郎の脾腹を横に払った...   四隙を見たか、ばばは、杉林の小道へと、さっと走りかけたが、やらじと追う城太郎の一跳びに、「何処へ」と、その首の根を抑えられ、くわっと口を開くと、「何しやるっ」年こそ寄れ、きかない気性が、弾みに出て、振り向きざま、脇差の抜打ちに、城太郎の脾腹を横に払ったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...投げつけた男から、抜打ちに一太刀、ぴゅっと刎(は)ねられたのである...   投げつけた男から、抜打ちに一太刀、ぴゅっと刎ねられたのであるの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...仰向けざまに蹌(よろ)けながら抜打ちに薙(な)いだ刀に...   仰向けざまに蹌けながら抜打ちに薙いだ刀にの読み方
吉川英治 「山浦清麿」

「抜打ち」の読みかた

「抜打ち」の書き方・書き順

いろんなフォントで「抜打ち」


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