...いつか彼女も白髪を抜くのに追はれ出したことなどを考へながら...
芥川龍之介 「貝殼」
...号令をかける場合刀を抜く事は速やかに廃止する事を切望する...
石原莞爾 「戦争史大観」
...矢張(やっぱ)り普通(ただ)の人間とおんなじ口の利き方をなさる事? 一寸さあ……」と衣紋(えもん)を抜く...
泉鏡花 「浮舟」
...あの調子で度胆を抜くのがコツだネ!』彼これ小一時間も□□のホクロに花を咲かして三人は別れ/\に帰つた...
内田魯庵 「人相見」
...相手の足許を射抜くつもりだった...
海野十三 「蠅男」
...「顔で無いと――鎧(よろい)を射抜く筈(はず)は無いと――」土方は...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...二人立の駕を抜くのは当然であったが...
直木三十五 「南国太平記」
...髯の根をうんと抑(おさ)えて、ぐいと抜くと、毛抜は下へ弾(は)ね返り、顋(あご)は上へ反(そ)り返る...
夏目漱石 「二百十日」
...「なんだよ」と今度は鼻の穴へ親指と人さし指を入れて鼻毛をぐっと抜く...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...もしかしたら抜くかも知れぬ帯刀だけであった...
本庄陸男 「石狩川」
...あくまでいないとしらを切り抜くのだ...
宮本百合子 「田舎風なヒューモレスク」
...こういう風にゼラチンで寄せたものは型から抜き出す時熱湯へちょいと漬けて型のブリキを温めてちょいと振って直ぐに抜くのだが長く温めると中の物が融ける...
村井弦斎 「食道楽」
...バックの北国のとげとげしい環境にあつて生き抜くことに適しているしるしとなつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...この上もし生き抜くことができたら...
吉川英治 「私本太平記」
...しょせん女性(にょしょう)にしても強く生き抜くしか生きようはおざるまいがの...
吉川英治 「私本太平記」
...腰の木剣を抜くかもしれない――必然やるだろう...
吉川英治 「宮本武蔵」
...心臓をつき抜くほど...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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