...彼女は私を抛棄した...
...彼は自分の古いものを抛棄することを決めた...
...この計画は今後抛棄される可能性がある...
...彼は倫理的な考慮を抛棄して彼自身の利益のために働いた...
...この新製品は、過去に製造された製品の欠陥に対処するために、古い製品を抛棄する必要がある...
...汝等の欲望を抛棄せよ...
芥川龍之介 「遺書」
...この意味の自己を抛棄するは唯奴隷のみのよくするところである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...同時に生理作用の齎らす常識を抛棄せよ...
李箱 「且8氏の出発」
...決然語学校の椅子を抛棄(ほうき)して出掛ける気になった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...然るにこの得意の位置をどうして抛棄するようになった乎(か)...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...自分で選挙権を抛棄(ほうき)してしまう...
大隈重信 「選挙人に与う」
...ベートーヴェンやドビュッシーを抛棄(ほうき)して...
寺田寅彦 「柿の種」
...政黨に關する根本の觀念を抛棄せむとせば別問題なれども...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...妻としての義務をも同じように平然として抛棄するだろう...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...うんざりして抛棄(ほうき)するという意味にはならない...
中里介山 「大菩薩峠」
...この暗い影のために藤原家というものを抛棄(ほうき)することができるか...
中里介山 「大菩薩峠」
...アヽツマラナイナアといふ腹の底からの感じ)一切の努力を抛棄して了ふのだ...
中島敦 「かめれおん日記」
...自己の請求権を抛棄しないことを通告するならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...また従来耕作されていた土地の耕作を抛棄すれば確かに彼らの状態は一定期間悪化するであろうが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...絶望とは自己を抛棄することであるから...
三木清 「人生論ノート」
...すでに外郭の防禦も抛棄して...
吉川英治 「三国志」
...その一方を抛棄(ほうき)して...
吉川英治 「新書太閤記」
...両者が抛棄するすべてを受取りかつ保持するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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