...彼女は私を抛棄した...
...彼は自分の古いものを抛棄することを決めた...
...この計画は今後抛棄される可能性がある...
...彼は倫理的な考慮を抛棄して彼自身の利益のために働いた...
...この新製品は、過去に製造された製品の欠陥に対処するために、古い製品を抛棄する必要がある...
...其贅澤な習慣を抛棄するだけの決心が出來れば...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...この意味の自己を抛棄するは唯奴隷のみのよくするところである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...(どうなと勝手にしろ!)彼は一切の反抗と努力とを抛棄した...
海野十三 「火葬国風景」
...自ら進んで死する自己抛棄(ほうき)の実行は...
田辺元 「メメント モリ」
...フランスの貴族の地位と財産とを自ら抛棄してイギリスで自活するシャルル・エヴレモンド...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...財産継承の権利を抛棄し...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...折角の日本人たる特権を抛棄しているようなものだ...
中島敦 「鏡花氏の文章」
...それが彼等(かれら)の歩(ある)いた路(みち)の傍(はた)に埃(ほこり)に塗(まみ)れながら到(いた)る處(ところ)に抛棄(はうき)せられて散亂(さんらん)して居(ゐ)るのを見(み)るのである...
長塚節 「土」
...アガペーの第二の特徴をなすは自己抛棄...
波多野精一 「時と永遠」
...いはば自らその禁を犯し自己を抛棄して...
波多野精一 「時と永遠」
...第一「摂政に鎖国政策を抛棄(ほうき)させるための第二策」として「朝鮮文で認(したた)めて(オッペルトが)署名した」不敬きわまる手紙を大院君へ送ったのにたいして...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...どんな限定された意味も抛棄(ほうき)するようにすすめているのである...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」解説」
...カラフト抛棄(ほうき)論となって酬(むく)いられていた...
本庄陸男 「石狩川」
...占拠か抛棄かだ...
本庄陸男 「石狩川」
...人生に對してどんなに嚴格な人間も名譽心を抛棄しないであらう...
三木清 「人生論ノート」
...絶望とは自己を抛棄(ほうき)することであるから...
三木清 「人生論ノート」
...この利潤はそれが引き去られた時に抛棄されたに相違ない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...及びその資本を一般的利益のために前払した者は便宜という口実の下にその正当な権利を抛棄すべく求められてはならないことを...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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