...彼女は私を抛棄した...
...彼は自分の古いものを抛棄することを決めた...
...この計画は今後抛棄される可能性がある...
...彼は倫理的な考慮を抛棄して彼自身の利益のために働いた...
...この新製品は、過去に製造された製品の欠陥に対処するために、古い製品を抛棄する必要がある...
...人間たる尊厳を抛棄(はうき)すべからず...
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」
...然るにこの得意の位置をどうして抛棄するようになった乎(か)...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...これを抛棄しておくことが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...人(ひと)が自分(じぶん)を抛棄(うつちや)つては置(お)いて呉(く)れぬのが...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...フランスの貴族の地位と財産とを自ら抛棄してイギリスで自活するシャルル・エヴレモンド...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...政党に関する根本の観念を抛棄せむとせば別問題なれども...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...人生の享楽を抛棄(ほうき)した悟道人のように見えるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...第一「摂政に鎖国政策を抛棄(ほうき)させるための第二策」として「朝鮮文で認(したた)めて(オッペルトが)署名した」不敬きわまる手紙を大院君へ送ったのにたいして...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...しかし遊芸の如きは幾許もなく抛棄せられ独り文学少女が育つて行つたらしい...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...この説を淡白に抛棄した1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...一切の快楽の抛棄はその獲得よりも遥かに善い1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかるにこの人間學も今日では最初の動機から逸脱して人間心理の批評といふ固有の意味を抛棄し...
三木清 「人生論ノート」
...絶望とは自己を抛棄(ほうき)することであるから...
三木清 「人生論ノート」
...これを抛棄(ほうき)したということはありえぬように思われますがとにかくに孤独なる山人には火を利用した形跡なく...
柳田国男 「山の人生」
...彼は、その生産物の一部分、またはその一部分の価値を、抛棄して、納税することになるであろう、しからざれば生産に欠くべからざる必要品の価格の騰貴によって、彼は以前と同一の率で蓄積を続け得なくなるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...この利潤はそれが引き去られた時に抛棄されたに相違ない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...彼が古い機械を抛棄し...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...たとえ地主がその全地代を抛棄しても...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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