...彼女は手際よく紙を折折と折っていた...
...作業を進めるにあたり、細かな箇所について折折確認することが大切だ...
...折折になって提出する必要があるので、注意しておいてください...
...折折になるように、正確に書くようにしてください...
...折折を間違えると、思わぬトラブルにつながることもあるので要注意...
...折折雲と光とに對してお役目のやうに偶に美しい紫と緑とを見せるだけで...
江南文三 「佐渡が島から」
...折折襲つて來る秋の氣候を防ぐだけの着物さへ持たない人と頓狂なほど派手ななりをした人とが不調和と亂雜とで玩具箱を引繰覆しては居ましたが...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...また折折は近処の大日様(だいにちさま)へつれていつて遊ばせた...
中勘助 「銀の匙」
...折折(をりをり)寢言(ねごと)のやうな唸(うな)り聲(ごゑ)を立(た)てながら...
南部修太郎 「一兵卒と銃」
...さればさびしき折折のえもいはれず坐りてながむるなり...
室生犀星 「忘春詩集」
...しかも彼が折折口にするのは...
室生犀星 「星より來れる者」
...彼の故郷のルーアンを訪ねたころから折折に泛ぶ僕の物思いとはいえ...
横光利一 「旅愁」
...自(みづか)ら励(はげ)む者は折折(をりをり)...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...沖の初島(はつしま)の方から折折(をりをり)に風が吹く...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...折折(をりをり)にたんぽぽの穂がふわと散る...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...折折(をりをり)あとを振返る人待顔(ひとまちがほ)の美(うつ)くしさ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...其(その)奥へ折折(をりをり)消えて行(ゆ)く電車や...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...相変らず話の中(ちゆう)で折折(をりをり)吃(ども)るのも有り余る感想が一時に出口に集まつて戸惑ひする様で却(かへつ)て頓挫の快感を与へる...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...僕は折折(をりをり)スルボン大学を覗(のぞ)きに行(ゆ)くが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...又多年眼を病んで居るドガ翁も近頃は折折(をりをり)絵筆を取る相(さう)である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...女は普通(なみ)の女で無くて近頃此(この)街の寄席(よせ)で折折(をりをり)踊る踊子であつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...市外の会社に勤めて居る弟――折折(をりをり)昼中(なか)に尋ねて来て...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...折折地平のはてに数戸の部落が散在し...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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