...彼女は手際よく紙を折折と折っていた...
...作業を進めるにあたり、細かな箇所について折折確認することが大切だ...
...折折になって提出する必要があるので、注意しておいてください...
...折折になるように、正確に書くようにしてください...
...折折を間違えると、思わぬトラブルにつながることもあるので要注意...
...人間だけが折折づぬけて稀には六尺豊なのも居る處ですが...
江南文三 「佐渡が島から」
...一年も住み慣れた私が臭いので寢附かれない晩が折折あります...
江南文三 「佐渡が島から」
...例年になく夏が長かつた東京でも折折は秋らしい夜も顏を出しかけて居ましたので...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...――折折お仏壇のまへへつれていつてまだいろはのいの字も読めない子供に兄の戒名...
中勘助 「銀の匙」
...折折(をりをり)寢言(ねごと)のやうな唸(うな)り聲(ごゑ)を立(た)てながら...
南部修太郎 「一兵卒と銃」
...折折弱い心が意識の閾(しきみ)へあらはれて来るのであつた...
平出修 「計画」
...時折折の心持ちによりて五年間の春秋の季節の詩は入り乱れたるも...
室生犀星 「抒情小曲集」
...恰(あたか)も何かそこに影のようなものでも折折見出さなければならないように……しかし童子はおとなしく...
室生犀星 「後の日の童子」
...しかも彼が折折口にするのは...
室生犀星 「星より來れる者」
...天井に孔(あな)をも開(あ)けて折折(をりをり)に我を覗(のぞ)けよ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...あの人がなぜか折折(をりをり)だまること...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...唯(た)だ折折(をりをり)に叫び且(か)つ笑ふのみ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...折折(をりをり)あまえるやうに窓から入(はひ)る風...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...折折(をりをり)あとを振返る人待顔(ひとまちがほ)の美(うつ)くしさ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...折折(をりをり)木靴を穿(は)いた田舎人(ゐなかびと)が通る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...塔から折折(をりをり)石が欠けて落ちる危険があるので...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...市外の会社に勤めて居る弟――折折(をりをり)昼中(なか)に尋ねて来て...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...折折ちぎれた雲が去来して小雨を降らすので...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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