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伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...それは余り少なすぎて集めるのに随分骨が折れる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...手紙をかくだけでも随分骨が折れる...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...その大廊下をちょっと折れると...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...その時はもう一番手近かの椅子に崩折れるように身を投げて例の士官をも自分の隣りにやっとかけさせた婦人のほうへ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...その先を左へ折れると...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...酒場の経営に骨の折れること...
豊島与志雄 「好人物」
...水を得ることはかなり骨の折れる仕事であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...初さんの云う通り非常に骨が折れる...
夏目漱石 「坑夫」
...かくのによっぽど骨が折れる...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...私のことを足が折れるくらいに思いっきり蹴ることだって出来るんだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...骨が折れるよ……サト子さん...
久生十蘭 「あなたも私も」
...材料を得るのに一寸と骨が折れるので御坐いましてな……」などゝ私は...
牧野信一 「毒気」
...腰つ骨の折れるやうな苦しみを感じても...
正宗白鳥 「孫だち」
...高い中でも飛び抜けて太くて大きい二本杉が門の様になって居る所からだらだら坂を下りて右に折れるともう主屋で...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...「銀烟管などは失ふまいと思ふと気骨が折れる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...はなはだ骨が折れる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...頸(くび)の骨の折れるほど低く...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
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