例文・使い方一覧でみる「折々」の意味


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...ぱた/\物を叩(はた)く音がして折々何か掛声でもするらしい容子(ようす)がある...   ぱた/\物を叩く音がして折々何か掛声でもするらしい容子があるの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...折々飛立つ白鷺の忽ち見えなくなることから考えて...   折々飛立つ白鷺の忽ち見えなくなることから考えての読み方
永井荷風 「葛飾土産」

...まずこの間から折々出かける赤阪(あかさか)の待合より外にはないと思いながら...   まずこの間から折々出かける赤阪の待合より外にはないと思いながらの読み方
永井荷風 「つゆのあとさき」

...折々試る散歩によつて...   折々試る散歩によつての読み方
永井荷風 「冬の夜がたり」

...折々は団扇(うちわ)でも使って見ようと云う気も起らんではないが...   折々は団扇でも使って見ようと云う気も起らんではないがの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...この頃では折々物思いをするようには成ッたが...   この頃では折々物思いをするようには成ッたがの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...」ロチスター氏は折々...   」ロチスター氏は折々の読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...折々煙草の煙の隙間から仰向いて見ると...   折々煙草の煙の隙間から仰向いて見るとの読み方
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「十三時」

...ミツの肌脱ぎを客觀的に折々打ち眺めた...   ミツの肌脱ぎを客觀的に折々打ち眺めたの読み方
室生犀星 「神のない子」

...折々ぱちぱちが止むと...   折々ぱちぱちが止むとの読み方
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」

...折々公爵は、クサンチスが朝早く起きた頃に、薔薇の花で飾つた陶器の馬車で、迎へに来た...   折々公爵は、クサンチスが朝早く起きた頃に、薔薇の花で飾つた陶器の馬車で、迎へに来たの読み方
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」

...目明し組では、辰三と半次だけが、折々の探りを、知らせてよこした...   目明し組では、辰三と半次だけが、折々の探りを、知らせてよこしたの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...しかし師直は辛抱づよく彼の肴(さかな)になりながらも、折々、道化(どうけ)にことよせては、辛辣(しんらつ)に相手を揶揄(やゆ)の手玉に取り、しかも決して怒らせない...   しかし師直は辛抱づよく彼の肴になりながらも、折々、道化にことよせては、辛辣に相手を揶揄の手玉に取り、しかも決して怒らせないの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...更(ふ)けるのもわすれて折々高い笑い声をあげていた...   更けるのもわすれて折々高い笑い声をあげていたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...万のいのちをよく生かすためには、折々、ひとりの人柱ぐらいは何でもない...   万のいのちをよく生かすためには、折々、ひとりの人柱ぐらいは何でもないの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...かの女は、大勢の避難民を、危険なる外曲輪(そとぐるわ)から、二の丸の森と空地の一所に移し、召使の女たちを連れて、折々、見舞っていた...   かの女は、大勢の避難民を、危険なる外曲輪から、二の丸の森と空地の一所に移し、召使の女たちを連れて、折々、見舞っていたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...折々に来る蓮光(れんこう)寺の住職の法話などには多少触れており...   折々に来る蓮光寺の住職の法話などには多少触れておりの読み方
吉川英治 「親鸞の水脈」

...今日になっても、まだ折々に、武蔵史料の新しい発見などもあって――(終戦後世に出た有馬家文書の島原在陣中の書簡のような)彼に関する余話はなかなか尽きそうもない...   今日になっても、まだ折々に、武蔵史料の新しい発見などもあって――彼に関する余話はなかなか尽きそうもないの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

「折々」の読みかた

「折々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「折々」

「折々」の英語の意味


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