例文・使い方一覧でみる「折々」の意味


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...風折々汀(みぎわ)のあやめ吹き撓(たわ)め五月二十四日 鎌倉俳句会...   風折々汀のあやめ吹き撓め五月二十四日 鎌倉俳句会の読み方
高浜虚子 「五百五十句」

...それと共に四季折々の時候に従って俳諧的詩趣を覚えさせる野菜魚介の撰択に通暁している...   それと共に四季折々の時候に従って俳諧的詩趣を覚えさせる野菜魚介の撰択に通暁しているの読み方
永井荷風 「妾宅」

...余両三年来折々沢田東江の書帖を臨写すれど今に至つて甚悪筆なり...   余両三年来折々沢田東江の書帖を臨写すれど今に至つて甚悪筆なりの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...折々は気味の悪い思出し笑いを漏(もら)しつつ一生懸命に何やら妙な文章を書きつづっていた...   折々は気味の悪い思出し笑いを漏しつつ一生懸命に何やら妙な文章を書きつづっていたの読み方
永井荷風 「散柳窓夕栄」

...「これから折々お宅(たく)へ伺っても宜(よ)ござんすか」と聞いた...   「これから折々お宅へ伺っても宜ござんすか」と聞いたの読み方
夏目漱石 「こころ」

...折々そっと六畳へ這入(はい)って...   折々そっと六畳へ這入っての読み方
夏目漱石 「門」

...しかし折々はかえって夢のほうが...   しかし折々はかえって夢のほうがの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...折々弱い心が意識の閾(しきゐ)へあらはれて來るのであつた...   折々弱い心が意識の閾へあらはれて來るのであつたの読み方
平出修 「計畫」

...作者はその折々の苛ら苛らした氣もちをその折々の氣もちのままに構はずに誇張し...   作者はその折々の苛ら苛らした氣もちをその折々の氣もちのままに構はずに誇張しの読み方
堀辰雄 「七つの手紙」

...」斯う云つて彼女は、折々、明方彼の部屋を叩いた...   」斯う云つて彼女は、折々、明方彼の部屋を叩いたの読み方
牧野信一 「F村での春」

...折々は書信の往復をもしたと云ふことを知る...   折々は書信の往復をもしたと云ふことを知るの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...秋貞というのはその店に折々見える...   秋貞というのはその店に折々見えるの読み方
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」

...それがこうして折々落ちているのを見ると...   それがこうして折々落ちているのを見るとの読み方
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」

...阿母さんが折々一時間も此処(こヽ)に閉ぢ籠(こも)つて出て来ぬ事がある丈に...   阿母さんが折々一時間も此処に閉ぢ籠つて出て来ぬ事がある丈にの読み方
與謝野寛 「蓬生」

...近衛家の仕事も折々うけていたので...   近衛家の仕事も折々うけていたのでの読み方
吉川英治 「黒田如水」

...燭は折々消えなんとした...   燭は折々消えなんとしたの読み方
吉川英治 「三国志」

...もし木(こ)の間(ま)隠(がく)れの谷紅葉が折々に見えなかったら...   もし木の間隠れの谷紅葉が折々に見えなかったらの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...この日、風もなく、城外四方、百八十八町歩にみなぎる濁水の色は、依然として赤く濁ったままであるが、梅雨の霽(は)れ間のさざ波は、そよそよ陽を射返して、折々、白鷺(しらさぎ)の羽音のするほか、敵味方の陣営も、ここの一城も、実にしいんとひそまり返っていた...   この日、風もなく、城外四方、百八十八町歩にみなぎる濁水の色は、依然として赤く濁ったままであるが、梅雨の霽れ間のさざ波は、そよそよ陽を射返して、折々、白鷺の羽音のするほか、敵味方の陣営も、ここの一城も、実にしいんとひそまり返っていたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「折々」の読みかた

「折々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「折々」

「折々」の英語の意味


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