...敗れて地獄に投ずるものは独人か日人かというが如き意見を述べているが...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...その夜は同村西岡の荒井嘉平の家に投ずることになったが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...川に沿い、数町下りて、松山温泉に投ず...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...防禦の方法として、物を投ずれば、此物変じて、障碍物となる...
高木敏雄 「比較神話学」
...これらを納めたる木函を大海へ投ずべく種々準備に専念していた朝のことでありますが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...なお貨物を水底に投ずるの類なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...もし文芸界に身を投ずるとしたならば...
豊島与志雄 「愉快な話」
...聖ヴァンサン・ド・ポール派のうちに身を投ずるや...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...だれでも昼に相反するものの中に身を投ずる者は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人を投ずる坩堝(るつぼ)である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...返書をしたゝめ秋雨街頭のポストに投ず...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...如何(いかん)ぞ大金を投ずる者あらんや...
福田英子 「妾の半生涯」
...何人も事業に身を投ずるに当って覚悟しなければならないものである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...いま西洋に於ける年代計算に眼を投ずるならば...
三木清 「歴史哲學」
...私は「書後」の筆を投ずるに臨(のぞ)んで敬(つゝし)んで君の健康を祝する...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...一たん勝利を得たのちに更に危険に身を投ずるというのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それを獲得するに必要な労働を投ずる気になりさえするならば...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...農業者または地主が土地改良のために投ずる資本と同一の比例で...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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