...ドアの「把手」が壊れたので修理が必要だ...
...「把手」を握って引っ張ってください...
...このかばんの「把手」はとても丈夫で長持ちする...
...「把手」を掴むと荷物が持ち運びしやすくなる...
...「把手」を使わずにドアを開けるのは難しい...
...扉(ドア)の把手(ハンドル)をまわした...
海野十三 「空中墳墓」
...抵抗器の把手(ハンドル)を左右へまわすのでした...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...表扉の把手――それは黄金色の紅葉が散らしてあったが...
海野十三 「千早館の迷路」
...把手(ハンドル)によってすこしずつ廻していると...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...第貮圖(武藏權現臺)]イ(浮袋口) ロ(口唇具) ハ(牙曲玉) ニ(把手) ホ(有孔石器)此間(このあひだ)に望蜀生(ばうしよくせい)は故郷(こきやう)に歸(かへ)り...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...こわれた虫眼鏡が把手(とって)をつけただけでたちまちにして顕微鏡になったようなものである...
寺田寅彦 「ラジオ雑感」
...運転手はついに把手(ハンドル)を動かし出した...
夏目漱石 「行人」
...どうしても把手に手をかける気がしない……...
久生十蘭 「金狼」
...楽譜を刻んだ紙を函の中央部に並んだ簧列(こうれつ)の間にとおして把手を廻すと自動的に音楽を奏する楽器...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...この西瓜の頬っぺた、つまり黄いろい塗料(ぬり)の跡を留めている両側の扉は、把手や、いい加減に紐で結わえてある蝶番の具合がよくないため、立附けが非常に悪かった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...女かしら?」把手(ノッブ)がつて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...壺の把手(とって)を持ちました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...ジュエル鑑識課長は、家具、ドアの把手など、室内の凡ゆる滑面に指紋を求めたが、多少は現れても、写真にする程形の完全な、明瞭なものは出なかった...
牧逸馬 「土から手が」
...把手のついた土製の洋壜を代る代る夫々のグラスに傾けてゐた...
牧野信一 「素書」
...バツク台でボートの練習をしてゐるやうに前後に大きく体を屈伸させながら鞴の把手を動かせてゐた...
牧野信一 「南風譜」
...」フリイデマン氏がまだ感謝と承諾の旨を述べ終るか終らぬうちに、扉の把手が、がちゃりと大きな音を立てたかと思うと、中佐が入って来た...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...残念だ!」掌砲長が砲の把手(ハンドル)を握りしめて...
宮原晃一郎 「怪艦ウルフ号」
...未亡人の白い指からその銀瓶の把手(ハンドル)に黒い血の影が移ったのを見ると又ハッと手を引込めた...
夢野久作 「あやかしの鼓」
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