...ドアの「把手」が壊れたので修理が必要だ...
...「把手」を握って引っ張ってください...
...このかばんの「把手」はとても丈夫で長持ちする...
...「把手」を掴むと荷物が持ち運びしやすくなる...
...「把手」を使わずにドアを開けるのは難しい...
...そんな風に把手を下げる奴があるもんか...
犬田卯 「米」
...やれッ」「承知しましたッ」運転手は巧みに把手(ハンドル)を操(あやつ)った...
海野十三 「空襲葬送曲」
...彼氏はその把手を握ってギュッと廻すと...
海野十三 「国際殺人団の崩壊」
...艇長室の扉の把手(とって)に手をかけたが...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...表扉の把手――それは黄金色の紅葉が散らしてあったが...
海野十三 「千早館の迷路」
...このピストルがドアの把手にぶら下っていたばかりでね」博士はそういいながら...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...それと同時(どうじ)に出(だ)した把手附(とつてつき)の小土器(せうどき)は...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...周圍(しうゐ)に寫したるものは總て土器の把手(とつて)なり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...こわれた虫眼鏡が把手(とって)をつけただけでたちまちにして顕微鏡になったようなものである...
寺田寅彦 「ラジオ雑感」
...錠のおりてるドアの把手(ノブ)を無意識のうちにひねってみたり...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...片手を把手(とって)にかけて身体(からだ)をささえ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...彼は彼の部屋のドアの外側の把手(とって)には...
堀辰雄 「恢復期」
...バツク台でボートの練習をしてゐるやうに前後に大きく体を屈伸させながら鞴の把手を動かせてゐた...
牧野信一 「南風譜」
...」八重は鞴の把手と一処に...
牧野信一 「南風譜」
...中で把手附(とってつき)の「栗山桶(くりやまおけ)」は特に名を得ました...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...その把手(ハンドル)が少し低目に取付けてある事と...
夢野久作 「白菊」
...その把手(ハンドル)に縋り付いたまま脳貧血を起してしまった...
夢野久作 「二重心臓」
...部屋の把手(ハンドル)をあらあらしく廻した...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
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