...」と、勇僧文覚をして、抃舞、蛭ヶ小島の流人を説かしめしは、実に此時にありとなす...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...小松内大臣の薨去によりて我事成れりと抃舞したる...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...青天白日の下に抱擁(ほうよう)握手(あくしゅ)抃舞(べんぶ)する刹那(せつな)は来ぬであろうか...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...汝の児孫盾を抱(いだ)いて抃舞(べんぶ)するものあらんと...
夏目漱石 「幻影の盾」
...忽然(こつぜん)鮮(あざ)やかな(ほのお)に変化した自己の感情の前に抃舞(べんぶ)したのは彼女であった...
夏目漱石 「明暗」
...と立上って勇躍抃舞(ゆうやくべんぶ)し...
久生十蘭 「湖畔」
...すなわち勝れてこれを抃舞(べんぶ)す...
南方熊楠 「十二支考」
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