...強力なる腕による扼殺であること...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...もどりて前進すれば、巨巖路を扼す...
大町桂月 「妙義山の五日」
...きみは切歯扼腕してると主張しているが...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...男の強い力で扼(し)め殺されていたんだ」「へ」「そこへお谷婆さんが忍び込んで来て...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...男の強い力で扼(し)め殺されてゐたんだ」「へ」「そこへお谷婆さんが忍び込んで來て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...扼腕(やくわん)して...
二葉亭四迷 「平凡」
...「なぜ白状しないか」と叫んで玄機は女の吭(のど)を扼(やく)した...
森鴎外 「魚玄機」
...さきに語った当時の嬰児扼殺が対岸の茨城県に比して少なかったのは...
柳田国男 「故郷七十年」
...越後によってそれが扼(やく)されているかぎり...
吉川英治 「上杉謙信」
...十二ヶ瀬一帯を扼(やく)して...
吉川英治 「上杉謙信」
...北国東海の二道を扼(やく)し...
吉川英治 「大谷刑部」
...その位置する摂津(せっつ)の要地を扼(やく)して...
吉川英治 「黒田如水」
...早くも曹操は山東の境を扼(やく)し...
吉川英治 「三国志」
...ひそかに腕を扼(やく)し...
吉川英治 「三国志」
...揚子江の流域と河口を扼(やく)し...
吉川英治 「三国志」
...腕を扼(やく)して...
吉川英治 「三国志」
...江州の連山を南に扼(やく)した街道の要地で...
吉川英治 「新書太閤記」
...背後を扼(やく)したというだけのものではない...
吉川英治 「新書太閤記」
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