...あなた即(すなわ)ち北村克彦が股野重郎を扼殺した犯人で...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...そこで熊が人間の手に扼殺されるまでの様を演じます...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...腕を扼(やく)し...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...きみは切歯扼腕してると主張しているが...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...まことに切歯扼腕せざるを得なかった...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...扼腕(やくわん)して...
二葉亭四迷 「平凡」
...両俣とも被った滝に入口を扼(やく)された顕著な二俣を右に入り...
松濤明 「八ガ岳大門沢」
...主知主義を扼殺することは容易である...
三木清 「人生論ノート」
...さきに語った当時の嬰児扼殺が対岸の茨城県に比して少なかったのは...
柳田国男 「故郷七十年」
...扼殺(やくさつ)とも圧死ともとれる屍体...
山川方夫 「ロンリー・マン」
...絞扼死(こうやくし)と判明す...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...嶮路(けんろ)を扼(やく)して待っていた...
吉川英治 「三国志」
...切歯扼腕(せっしやくわん)...
吉川英治 「三国志」
...常に父を蜀のために亡(うしな)った恨みを嚥(の)んで切歯扼腕(せっしやくわん)しております...
吉川英治 「三国志」
...「さてこそ」姜維は扼腕(やくわん)したが...
吉川英治 「三国志」
...背後を扼(やく)したというだけのものではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉の軍に扼(やく)されている...
吉川英治 「新書太閤記」
...尾張領への間道を扼(やく)す黒田ノ城をあずかっているが...
吉川英治 「新書太閤記」
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