...在府中御扶持方拾人扶持被下...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...三月廿一日より同晦日までの御扶持方也...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...分に過ぎた扶持方(ふちかた)だと...
中里介山 「大菩薩峠」
...ソレで男らしく奥平家に対しても扶持方を辞退しました...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...何故(なにゆえ)に以前藩に対してあれほど卑劣な男が後に至(いたっ)ては折角(せっかく)呉(く)れようと云う扶持方(ふちかた)をも一酷(いっこく)に辞退したか...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...次で「元文三年より御扶持方七人分被下置」と云ふことに改められた...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...扶持方米といふ處がある(岡山方言)...
柳田國男 「食料名彙」
...扶持方即ち一家眷屬を養ふ食料である...
柳田國男 「食料名彙」
...扶持方米という処がある(岡山方言)...
柳田國男 「食料名彙」
...扶持方すなわち一家眷属(けんぞく)を養う食料である...
柳田國男 「食料名彙」
...小者らの扶持方に回したこと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...毎月お扶持方として金十五円二歩を賜わった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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