...扱所といったと思う...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...何時(いつ)何日(いくか)に扱所に出頭して寸法や何やかやを調べるという布令(ふれ)である...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その間には「○○酒保事務所」「○○組人夫事務取扱所」など看板新しく人影の忙(せわ)しく出入りするあれば...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...「ここは郵便取扱所ではありませんか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」主婦は彼を郵便取扱所に案内した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その広い室(へや)は既に扱所(あつかいじょ)というものに変っていた...
夏目漱石 「道草」
...扱所というのは今の区役所のようなものらしかった...
夏目漱石 「道草」
...島田はこの扱所の頭(かしら)であった...
夏目漱石 「道草」
...島田の住居(すまい)と扱所とは...
夏目漱石 「道草」
...日に何遍となく扱所の土間を抜けて行って...
夏目漱石 「道草」
...何かの用で扱所(あつかいじょ)へ出なければならない事の起った時...
夏目漱石 「道草」
...私ゃ昔し島田さんが扱所(あつかいじょ)を遣(や)っていなすった頃...
夏目漱石 「道草」
...彼は忙しげに階段を下りて構内の電信取扱所へ行つた...
平出修 「逆徒」
...「第一大区十一小区扱所」に稟請した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「通船」と「葛西」の扱所でお互いに客を奪い合って大騒ぎだった...
山本周五郎 「青べか日記」
...直ぐに公衆電報取扱所へ走り寄って...
夢野久作 「人間レコード」
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