...食事にさえ身を扱いかねた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...特に史料の取扱いかたに関するものにおいては...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...ともかくもこれらの名前を一定の方式に従って統計的に取り扱い...
寺田寅彦 「火山の名について」
...中村さんのように子供扱いには出来ません...
豊島与志雄 「変な男」
...持扱い兼ねていると...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうしたものであろうなあ」「物扱いの悪い人たちじゃ」その駕籠の周囲へ山の娘の一隊が集まる...
中里介山 「大菩薩峠」
...斯ういう島民の扱い方に対して別に人道主義的な顰蹙(ひんしゅく)も感じないが...
中島敦 「南島譚」
...女が一人其扱いだ藁を小さな束に拵へて居る...
長塚節 「隣室の客」
...去年の秋まで奉公人と少しも変らない扱いでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...預かり役がみずから出てする客人の扱いが丁寧きわまるものであることから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...山寺と申すものはこうした死人などを取り扱い馴(な)れておりましょうから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...男は扱いにくくなっているのに...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...表面では普通よりもすこし丁寧な扱いをしていた...
夢野久作 「暗黒公使」
...まだ午前の思って見たこともなかった空虚な豊かさを持ち扱いかねているのだった...
横光利一 「旅愁」
...他国者扱いにされていた...
吉川英治 「篝火の女」
...宮廷における“関東御用取扱い役”であった...
吉川英治 「私本太平記」
...扱いもぞんざいをきわめ...
吉川英治 「私本太平記」
...やはり野人だ)つい書生扱いになり...
吉川英治 「宮本武蔵」
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