...そして競馬のために人の注意がおろそかになった機会を見すまして、商人と結托して、事務所へ廻わすべき燕麦をどんどん商人に渡してしまった...
有島武郎 「カインの末裔」
...身を賊寨(ぞくさい)に托せしことより...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...長い托架には、長い竿のついた奇妙な形の網がいくつもあり、一方側には数箇の区ぎりのある小さな建物があって、そこには鷹が飼ってあった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それを福田氏に托して差入れてくれました...
石川三四郎 「浪」
...髪をながくのばした怪異の托僧は こつねんとして姿をあらはした...
大手拓次 「藍色の蟇」
...荷物は江戸から藩地まで『大まわり』と称える藩の渡海を業としている者に藩から托してもらって送らせるので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...屈托(くったく)がねえから...
夏目漱石 「草枕」
...棄身(すてみ)に細い体を大地に托した杖に問いかけた...
夏目漱石 「虞美人草」
...腹(はら)の中(なか)の屈托は...
夏目漱石 「それから」
...一生を托する大事業でも見付けようか――と言って居た青年だったのです...
野村胡堂 「身代りの花嫁」
...政府の補助金は郵便物托送を名として客船会社に与えられた...
服部之総 「黒船前後」
...一去英魂托両楹...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それは人の手に托されてある...
柳宗悦 「雑器の美」
...一蓮托生(れんたくしょう)の道づれである...
吉川英治 「三国志」
...黄忠は病に托して出てこない...
吉川英治 「三国志」
...――托塔天王(たくとうてんのう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...訪ねるお人ってえのは?」「東渓村の托塔天王(たくとうてんのう)だ」「えっ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...貞盛が、いつも愛顧をうけている右大臣家の御子息、九条師輔さまの所へ――と答えると、急に、それで思い出したように、道風は、立て膝を上げて、かたわらの書棚から、一帖の書の手本を取り、無造作に、彼に托した...
吉川英治 「平の将門」
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