...払暁に家を出発する...
...払暁の散歩はとても気持ちがいい...
...思わず払暁まで仕事に没頭してしまった...
...払暁に宇宙から地球を見る...
...払暁に車でドライブするのが好きだ...
...彼は野外散歩に払暁から出かけたのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...払暁(ふつぎょう)の荒涼たる微明のうちに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼は、マターファ鎮圧の命を受け、明朝払暁、マノノへ向けて出航すると...
中島敦 「光と風と夢」
...意識不明のまま二十五日の払暁まで保(も)っていたが...
久生十蘭 「雲の小径」
...払暁を期して入江へ突入するつもりらしく見えた...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...払暁前のような曖昧なようすをしていた...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...払暁(ふつぎょう)マダ暗い中に中津の城下に引返して...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...夜、又例の如く麻雀を始め、又々払暁となる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...本人の呼び出されしは払暁なりき...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...同年四月九日払暁(ふつぎょう)を期して...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...竹内数馬の手のものは払暁(ふつぎょう)に表門の前に来た...
森鴎外 「阿部一族」
...松野左京の屋敷へ払暁(ふつぎょう)から出かけた...
森鴎外 「阿部一族」
...払暁荷車(にぐるま)に乗りて鉄道をゆく...
森鴎外 「みちの記」
...これに反して鳥追いは十六日の払暁に...
柳田国男 「雪国の春」
...第二回の払暁時(ふつぎょうじ)の覚醒は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「……疾(と)くより、みかどにはふかく御(おん)たよりに思(おぼ)され、時あれとしておわせしが、宇内八荒(うだいはっこう)のありさま、今や坐視(ざし)あらせらるるに忍び給わず、ついに御意(ぎょい)を決して、二十四日払暁、隠岐の柵(さく)より波濤をしのぎ出でられ、百難を排して、この伯耆沖までお渡りあった次第です」「…………」「さ候えば、即刻、みかどをお迎えし奉ッて、かねがねの手筈(てはず)にたがわず、山陰の宮方をこぞり集められよ...
吉川英治 「私本太平記」
...まさに二十一日の払暁(ふつぎょう)...
吉川英治 「新書太閤記」
...払暁(ふつぎょう)すでに...
吉川英治 「新書太閤記」
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