...彼女はプロジェクトを打切った...
...これで feats 問題は打切ろうと思う...
石川欣一 「可愛い山」
...結局名を惜(おし)んで思い留(とどま)る事となって一と先ずこの相談を打切った...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...腹案の半ばにも達しないで中途から尻切(しりきり)とんぼに打切られておる...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...よく五年で捜索打切を声明したものではある...
海野十三 「くろがね天狗」
...お由殺しの事件の捜索は即刻打切られてしまったので...
海野十三 「白蛇の死」
...当局でも事実上すっかり打切った形ですからね...
海野十三 「四次元漂流」
...それをあるところで打切って...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...不気味な物語を打切らせようとしたが...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...その会談を打切りにして立ち上りながら...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...一切の関係が打切られて...
豊島与志雄 「夢の図」
...マドロスの行方捜索は打切り……駒井の頭は...
中里介山 「大菩薩峠」
...とにかく汽車は此処(ここ)で打切(うちき)るから...
中谷宇吉郎 「I駅の一夜」
...骨董屋に最後通牒を叩き付けて談判を打切り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...が、日のべなし、今日で打切り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その事ばかり仰ゃるのでしょうね」と私はもうそれを打切らせようとして...
堀辰雄 「ほととぎす」
...誤解の種のフランケッティとはホノルルで契約を打切る事というのでした...
三浦環 「お蝶夫人」
...そのままこの方面の捜索を打切る事にした...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
...やがて一おう軍議を打切った...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索