...彼女はプロジェクトを打切った...
...今日一日で仕事が打切りになると云う事も...
有島武郎 「かんかん虫」
...結局名を惜(おし)んで思い留(とどま)る事となって一と先ずこの相談を打切った...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...このへんで例題の解説は打切ることとする...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...北川刑事の探偵談はこれで打切り...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...身をかがめてその手にキスすると(これは会話を打切ろうと思う時の...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...一切の関係が打切られて...
豊島与志雄 「夢の図」
...それでひとまず打切りとしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...三時間ばかりして業を打切る...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...カントはこの問題を打切ったに過ぎない...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...骨董屋に最後通牒を叩き付けて談判を打切り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大河内家の株を買ふ話はそれつきり打切られると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...余り長くなるのでまずこれぐらいで打切りましょう...
牧野富太郎 「植物記」
...言い漏したが前の日本植物志図篇の書はその後どうなっタ? それは私の環境が変ったのでアレはまずその第十一集で打切り(十二集分の図は出来ていたけれど)後に当時の浜尾総長の意を体して大学で私が大日本植物志の大著に従事していたが...
牧野富太郎 「植物記」
...言い漏したが前の『日本植物志図篇』の書はその後どうなっタ? それは私の環境が変わったのでアレはまずその第十一集で打切り(十二集分の図は出来ていたけれど)...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...この話はお打切りになって下さい」一時間の余も対坐した後...
「鏡の中の月」
...その瞬間にそれは打切られなければならぬ...
三好十郎 「俳優への手紙」
...さもなければこれで打切るとしよう...
山本周五郎 「花も刀も」
...その一語を打切りに...
吉川英治 「私本太平記」
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