...彼女はプロジェクトを打切った...
...「ドウゾ復(ま)たお閑(ひま)の時御ユックリとお遊びにいらしって下さい」と後日の再訪を求めて打切られるから...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...口頭試問はこの辺で打切として...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...昼間興行で打切りというすこぶる能率のわるいやり方で...
海野十三 「爆薬の花籠」
...それをあるところで打切って...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...上田妻有(うへだつまり)のあたりにては打切(うちきり)といふ事をなしてを捕(と)る...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...(阿加川(あかがは)を所にてはあが川といふ)さて此打切を作るは幾ばくの費(つひえ)ある事ゆゑ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...その会談を打切りにして立ち上りながら...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...マドロスの行方捜索は打切り……駒井の頭は...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのくらいで打切って...
中里介山 「大菩薩峠」
...いろんな詩の方法が一度に三つも四つも私に見えて来て僕はもう此の一文を打切ります...
中原中也 「小詩論」
...三時間ばかりして業を打切る...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...とにかく汽車は此処(ここ)で打切(うちき)るから...
中谷宇吉郎 「I駅の一夜」
...骨董屋に最後通牒を叩き付けて談判を打切り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...皆打切らなかったと見えて...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...その瞬間にそれは打切られなければならぬ...
三好十郎 「俳優への手紙」
...捜索打切の宣告を聞いた時の残念さ...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
...もう密盟の話のほうは打切りだと...
吉川英治 「私本太平記」
...綺麗で若いよ」そのくらいでこの話題が打切れればよかったのに...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索