...彼の才識に感服する...
...彼は才識がある。 (He has great knowledge and ability.)...
...彼は才識が高い。 (He is highly knowledgeable and skilled.)...
...才識に富む人材を求めている...
...彼女は才識があるだけでなく、人柄も素晴らしい...
...東京へ出て我が才識を研(と)ぎ世を驚かすほどの大功業を建てるか...
饗庭篁村 「良夜」
...殊に或日わが居間の軸を掛替(かけか)ゆる折滬上(こじょう)当今(とうこん)の書家高(こうよう)といふ人の書きける小杜(しょうと)が茶煙禅榻(さえんぜんとう)の七絶(しちぜつ)すらすらと読下(よみくだ)しける才識に母上このもの全く世の常の女にあらじと感じたまひてこの度(たび)の婚儀につきては深くその身元のあしよしを問ひたまはざりき...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...又才識共兼ヌル人モ儘是無キニ非ズ...
西周 「人智論」
...全国の碩学(せきがく)にして才識徳望ある人物を集めて...
福沢諭吉 「学問の独立」
...消極的の半面を開きたるは彼が非凡の才識あるを証するに足る...
正岡子規 「俳人蕪村」
...あまりに非凡な女は自身の持つ才識がかえって禍(わざわ)いにもなるものであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...高い才識の見えるほどの人ではないが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...才識のある人らしい書きぶりなどを宮は御覧になって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...失った人よりもこの人のほうに才識のひらめきがあるではないか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...士道――借問(しゃもん)するが、程、そちの才智と徐庶とを比較したら、どういえるか」「到底、それがしの如きは、徐庶の足もとにも及びません」「謙遜ではないのか」「徐庶の人物、才識、その修業を十のものとして、たとえるならば、それがしの天稟(てんぴん)はその二ぐらいにしか当りますまい」「ウーム...
吉川英治 「三国志」
...――子の姜維も天才というのでしょうか、年十五、六のときにはもう郷党の学者でも古老でも、彼の才識には、舌を巻いて、冀城(きじょう)の麒麟児(きりんじ)だといっていたほどですよ」そんな噂なども交わされながら、人々が騒(ざわ)めき見ているうちに、彼方の太守馬遵はついに出陣を見合わせたものか、駒をおりて、数多(あまた)の大将や一族の中に、姜維をも連れて、城閣の中へ戻ってしまった...
吉川英治 「三国志」
...それに、光秀の才識は、事ごとにみとめられて、いまや彼は、信長の寵臣(ちょうしん)のひとりだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...注意するのだ」「なぜ」「あれは余り才識(さいしき)すぎる」「当世の才識は...
吉川英治 「新書太閤記」
...ひとしく彼の才識を認めているが...
吉川英治 「新書太閤記」
...光秀の才識を、彼ほど認めているものはない...
吉川英治 「新書太閤記」
...丹羽、佐久間は秀吉の先輩であり、明智、滝川なども、その人望才識、共に、秀吉と伯仲(はくちゅう)している...
吉川英治 「新書太閤記」
...光秀の智謀才識、到底秀吉の遠く及ぶところでない...
吉川英治 「茶漬三略」
...そういえば、才識に経世に、米沢(よねざわ)の宝といわれたこの人にも、めっきりと老(ふ)けてきた影がみえる...
吉川英治 「無宿人国記」
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