...彼の才能のある部分だけが拡大され酷使された...
伊丹万作 「人間山中貞雄」
...明智に暗号解読のすばらしい才能のあることを発見しました...
江戸川乱歩 「黒手組」
...才能のある青年が...
江戸川乱歩 「心理試験」
...案外に女たらしの才能のある男のような感じがして...
太宰治 「たずねびと」
...妻がもつと才能のある女であつたならば...
太宰治 「列車」
...芸術的才能のある真面目(まじめ)なお嬢さんであることを知り...
谷崎潤一郎 「細雪」
...彼女には不用になつた物を活かして使ふ才能のある事を知つた知人や親戚の誰れ彼れは...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...自分にそうした才能のある事をお島に考えさせた...
徳田秋声 「あらくれ」
...才能のある文学者も...
豊島与志雄 「話の屑籠」
...絵の才能のある十八歳以下の若者なら...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...こういう才能のある青年を...
中谷宇吉郎 「若き日の思い出」
...もう一人前の考古学者になっているとは夢にも知らず「ああいう才能のある男を北陸の片いなかに埋もらせてしまったのは惜しい」という意味のことを書いた随筆であった...
中谷宇吉郎 「若き日の思い出」
...家柄のよい才能のある...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...才能のある人なら...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...あすこは金持の少し才能のある娘を親ぐるみでおだてて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...玉鬘夫人は芸術的な才能のある人で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...また彼らの才能のある面には到底及びもつかぬ私である...
柳宗悦 「民藝四十年」
...また才能のある人間よりも貴いものです...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
便利!手書き漢字入力検索