...エルベ河畔での作戦はナポレオンの天才振りを発揮した面白いものであったが...
石原莞爾 「戦争史大観」
...○こゝに二代目市川団十郎初代段(だん)十郎(のち団に改む)の俳号(はいがう)を嗣(つい)で才牛といふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...時勢に対する適応性と才能とを欠いでゐたために...
薄田泣菫 「山雀」
...れいの秀才らしい生徒である...
太宰治 「惜別」
...学問もあり才気もあり...
田中貢太郎 「富貴発跡司志」
...人格と才能と美醜と...
辻潤 「ふもれすく」
...才、弓馬に堪うる者は、もっぱら武芸を習い、もって徴発に応ず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...到底天才者の頭脳を領解する能はずと思惟せり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...才学力量の相違からではなく...
永井荷風 「来訪者」
...才子と見えて実に巧(うま)い言葉を知っている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...「まだ友だち同士英語で手紙のやり取りはできんのかい」才次は差出人の名前を見て封筒を下へ置いて...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...才能とか天才とかいうことを語るときには画家...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼が悪をしないのはその力もその才もないからではなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...偉大な古作品は天才の作であるか...
柳宗悦 「工藝の道」
...自分の才能のなさや...
山本周五郎 「青べか物語」
...部分部分に作者の才気の見えるデリカアな所が多いのと...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...ひろく賢才をあつめて...
吉川英治 「三国志」
...また魏には賢才は多いが...
吉川英治 「三国志」
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