...いかに優れた観測の天才をもっていかに骨を折ってみても...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...小さい時分から霸氣の壯んな、才氣の溢れた、一時は東京に出て、まだ二十にも足らぬ齡で著書の一つも出した渠――その頃數少なき年少詩人の一人に、千早林鳥の名のあつた事は、今でも記憶してゐる人も有らう...
石川啄木 「足跡」
...その涵養(かんよう)せる新智識と独得の才気を以て各種の事業を企て...
大隈重信 「東洋学人を懐う」
...いわば目から鼻に抜けるほどの才物であった...
太宰治 「グッド・バイ」
...演技のほうで天才的な才能を発揮するのかも知れない...
太宰治 「正義と微笑」
...いったい主人は大学時代に秀才やいう評判で...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...想像の豊富な人だけそれだけ天才の部分が多いと言ふことが出来る...
田山録弥 「小説新論」
...ある時のこと、これへ参向して、上人のおいでになる扉の外で、こういうことを考えたです、こうして、うるさく上人におつきまといして研究はいいが、自分も宮中に微職を奉ずる身を以て、かく大原の僧院まで毎日参学することは、職務に対しての聞えもいかがであり、且つまた上人に対して、かくばかりうるさくおつきまとうことのお煩わしさを考えると、一本調子ではいけない、少しは遠慮というものがないことには、自他のために重大な迷惑となる、では明日から断念して参学を控えよう、今後は、上人をお訪ね申すことをやめよう、こう思って、上人の前へ出ますと、私が何も言わない先に、上人が、これ秀才、お前の考えていることは人情だが、わしの方はかまわない、その道のために、いくらお前がわしに附きまとっても苦しくない、かように亡き上人が仰せられましたので、はっとしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの方の學識や才能や...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...自ら上演したといふ天才の成れの果だ...
北條民雄 「頃日雑記」
...如才なく圓遊はいっぽうの手の次の花火を点火していた...
正岡容 「圓朝花火」
...きまったことがないだけ創作的の才が必要なのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...才記の家に友達仲間が集まると...
室生犀星 「めたん子傳」
...士道――借問(しゃもん)するが、程、そちの才智と徐庶とを比較したら、どういえるか」「到底、それがしの如きは、徐庶の足もとにも及びません」「謙遜ではないのか」「徐庶の人物、才識、その修業を十のものとして、たとえるならば、それがしの天稟(てんぴん)はその二ぐらいにしか当りますまい」「ウーム...
吉川英治 「三国志」
...国家の柱ともいうべき大才が生れておる...
吉川英治 「三国志」
...とりわけ馬謖の才器を彼はいたく鍾愛(しょうあい)していた...
吉川英治 「三国志」
...孔明門第一の俊才たることは自他ともにゆるす程になってきたので...
吉川英治 「三国志」
...持ちまえの才能をもって...
吉川英治 「新書太閤記」
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