...この箱は手重があるので、二人で運びましょう...
...手重を気にすると、いつも緊張してしまう...
...この銅製の鉄砲は手重が美しく、コレクターに人気がある...
...彼女は手重の財布を持っていたため、狙われやすかった...
...雪のせいで、手重な状態で車を運転することになった...
...……然(しか)も大分(だいぶ)手重(ておも)かつた...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...ちと手重(ておも)過ぎまするで...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...今日(こんにち)吾人(ごじん)の考(かんが)へるやうな手重(ておも)なものでなく...
伊東忠太 「日本建築の發達と地震」
...かなり手重い肺炎を惹き起した静子が...
徳田秋声 「爛」
...その手重いところが...
中里介山 「大菩薩峠」
...あれほどお医者が手重(ておも)くいったものが...
夏目漱石 「こころ」
...少し手重(ておも)に書くのが得策だろうとも考えた...
夏目漱石 「明暗」
...それでも私はあまり手重でない油絵を二枚ほど落しました...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...運がよかつたのだな――尤も撲たれた頭の傷は少し手重(ておも)だが――」老醫はさう言ひながら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――これは一人の仕事にしては少し手重だから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...先づ手重いのは八文字を踏む歌舞の菩薩(ぼさつ)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こつちの方が少し手重だ」それは皮が破れて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
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