...彼は本当に手腕家だから、このプロジェクトも成功するだろう...
...手腕家のプロデューサーがこの映画を手がけたため、大ヒットした...
...彼女は手腕家のビジネスウーマンで、多くの人から尊敬されている...
...手腕家の政治家たちが議員宿舎に集まり、夜通し話し合った...
...あのチームは実力も手腕家も備えているため、今季の優勝候補として注目されている...
...鶴次郎は年が若いにも拘はらず某木材會社の手腕家であつたが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...最も優れたる手腕家であることを信ずる...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...「杉山氏についてのお話をうかがいましょうか」「天華堂さんから聞いたのですが、杉山さんは外務省でも評判のいい方だそうですの、美男子で、手腕家で、お家柄もいいというので――、奥様になりたい人が沢山あるそうですの、だから外国人との結婚に不満を懐いている者の仕業ではないかというんです」「そういう人の心当りでもあるんですか?」「いいえ、別に――、ただ御参考までにお話しするんですのよ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鳩つかひ」
...岳南鉄道以外にも幾つかの会社に関係していた錚々(そうそう)たる手腕家なのだが...
大阪圭吉 「白妖」
...多くの場合亭主は将軍家より一層手腕家である...
薄田泣菫 「茶話」
...天才的な手腕家といってもいいだろう...
太宰治 「パンドラの匣」
...又一種ガムシャラな手腕家としているらしい...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...だがガムシャラな手腕家は結局あまり大した政治家ではないのが常だ...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...彼はその地方で手腕家との評判を得ていたが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一八一四年ごろから初まり右党の手腕家ヴィレル氏が頭をもたげた一八二〇年ごろに終わったこの小期間に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この手腕家を要する非常時代に...
中里介山 「大菩薩峠」
...うまく人心を収攬(しゅうらん)したのはなかなかの手腕家だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...さうして或る手腕家によつて...
夏目漱石 「文芸とヒロイツク」
...まず主座に名代の手腕家(やりて)の志摩徳兵衛...
久生十蘭 「魔都」
...水も洩らさぬ政治を施す手腕家でもない...
吉川英治 「新書太閤記」
...手腕家ではあるが無節操であり...
吉川英治 「新書太閤記」
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