...色気よりも食い気といったところであります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...色男も食い気に廻って...
中里介山 「大菩薩峠」
...色気より食い気ざかりで是非もないことです...
中里介山 「大菩薩峠」
...二十七食い気の半ばに村正どんは...
中里介山 「大菩薩峠」
...うっかり食い気を出したばっかりに...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...実際こういった連中の食い気と胃の腑には...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...それが食い気のために一心不乱...
古川緑波 「想い出」
...はだかになってしまえば、とどのつまりが、食い気と色気...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...真とに食い気一方です...
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」
...熱が無くなると忽ち猛烈な食い気です...
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」
...食い気の方の話に花が咲いて...
吉川英治 「醤油仏」
...ついまた食い気を催して...
笠信太郎 「乳と蜜の流れる地」
...食い気さえどこへやら...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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