...手脚を使って山を登るのは大変だ...
...彼女はアクロバットのように手脚を使ってジャンプした...
...経費削減のために手脚を尽くしてもう一度やり直した...
...泥棒は素早く手脚を使って逃げた...
...論文を書くには手脚が必要だ...
...この懶惰(なまくら)な芸人は手脚(てあし)をもじもじさせてゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...手脚にばっかり矢が当る...
太宰治 「正義と微笑」
......
峠三吉 「原爆詩集」
...兵馬が手脚(しゅきゃく)を着くるところなきほどに惑乱しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...手脚の着けどころが無いのでございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...手脚を極端に縮めながら...
牧野信一 「創作生活にて」
...亀の子のやうに手脚を縮めた...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...尸の手脚の關節碎け始めた...
南方熊楠 「詛言に就て」
...「ウワーイ」悌が手脚を一緒くたに振廻してそのあとを追っかけた...
宮本百合子 「明るい海浜」
...一太の往来を駈けずり廻る手脚にはお話にならず狭かった...
宮本百合子 「一太と母」
...生れて間もないのに手脚のびのびのばしてよく眠ることと云ったら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...手脚でも切り刻むやうに...
吉川英治 「折々の記」
...手脚に縄を縛りつけて...
吉川英治 「三国志」
...眉といい手脚といい...
吉川英治 「新書太閤記」
...手脚を傷(いた)められて凄愴(せいそう)な面(つら)をしている連中も少なくない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...手脚を伸べて休息するがよい...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...火気にあぶられた手脚のさきにまで...
吉川英治 「平の将門」
...思うさま若い手脚をのばしていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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