例文・使い方一覧でみる「名乗る」の意味
スポンサーリンク...今また仏天青の妻の金蓮だと名乗る女が現れた... 
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...するとこの紳士は赤沢貞雄と名乗る人である...
海野十三 「三人の双生児」
...実は恐怖王の一件について……」黒瀬と名乗る小男は...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...西村（にしむら）と名乗る青年だった...
大阪圭吉 「銀座幽霊」
...本多を名乗るやうになつた...
薄田泣菫 「茶話」
...あなた様のご尊名は……」「ウム……言われて名乗るも烏滸（おこ）がましいが...
辰野九紫 「青バスの女」
...「昆布助左衛門」を名乗る者は...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...コルボー氏は名前に濁点を付してゴルボーと名乗ることができた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...バロンと名乗るものの城を構え濠（ほり）を環（めぐ）らして...
夏目漱石 「幻影の盾」
...どうせ島田の代理だと名乗る以上はまた来るに極（きま）ってるさ」「しかしあなた御会いになって？ もし来たら」実をいうと彼は会いたくなかった...
夏目漱石 「道草」
...逆上家が自分で逆上家だと名乗る者は昔（むか）しから例が少ない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...提灯を持って来てくれ」平次はこの藤次郎と名乗る男に案内させて半分崩れ残る足場に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...其結果トーマス・コルトンと名乗る男は蘭（らん）領スマトラから乗船して...
松本泰 「Ｐ丘の殺人事件」
...自分から名乗るが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...名乗る程の名は持たぬ奴か」「浅井の臣...
吉川英治 「新書太閤記」
...みずから名乗る者もなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...善信と名乗ることにいたしまする...
吉川英治 「親鸞」
...氏素姓（うじすじょう）の知れねえ奴に問われて名乗る名はない」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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