...足手纏いになる: 彼女について行くと足手纏いになってしまう...
...一行(こう)の足手纏(あしてまと)いになられるようなことは決(けっ)してなかったと申(もう)すことでございます...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...次に投げ棄つる左の御手の手纏(たまき)に成りませる神の名は...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...次に投げ棄つる右の御手の手纏に成りませる神の名は...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...貰ひ子のおくみを足手纏(あしてまと)ひのやうにつけ/\当り出した...
鈴木三重吉 「桑の実」
...手纏(たまき)の眞玉(またま)とさゆる音色(ねいろ)...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...慌ただしい復旧工事の際足手纏(あしてまと)いで邪魔になるお婆さん達が時を殺すためにここに寄っているのかという想像をしてみたが事実は分らない...
寺田寅彦 「静岡地震被害見学記」
...足手纏(あしてまと)いになる子供を浅井にくれて...
徳田秋声 「爛」
...かくてブルジョア哲学の不利な負債や足手纏いは...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...長い旅路の足手纏(あしでまと)いが思いやられる...
中里介山 「大菩薩峠」
...足手纏いといえば足手纏いに相違ないのである...
中里介山 「大菩薩峠」
...足手纏(あしでまと)ひになるかも知れない』と思つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この上の足手纏いはない...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...足手纏(あしでまと)いになると思っていたみのりは自分から片をつけるし...
松本泰 「宝石の序曲」
...足手纏ひになつたり...
水野仙子 「脱殼」
...二疋足手纏いになり過ぎるので食ってしまうのかも知れぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...むしろ味方の足手纏(まと)いとなろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...死生を共にするまでの覚悟のない者はむしろ足手纏(あしでまと)いだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...足手纏(あしでまと)いになろうと思い...
吉川英治 「源頼朝」
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