例文・使い方一覧でみる「手立て」の意味

...このむちゃな申し出に応ずるほかに手立てはないように思われます...
江戸川乱歩「怪人二十面相」

...ずつと先の木ノ川は河幅こそ広く水もたつぷりしてゐるがあんまり大きすぎてよほど上流まで行かないと鮎をとる手立てがない...
田畑修一郎「医師高間房一氏」

...そのほかには手立てもしようもなかった... そのほかには手立てもしようもなかったの読み方
アントン・チェーホフ　Anton Chekhov 神西清訳「決闘」

...あらゆる手立てを考へて... あらゆる手立てを考へての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...あらゆる手立てを考えて... あらゆる手立てを考えての読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...「もし私の父に近づく手立てをご存知でしたら... 「もし私の父に近づく手立てをご存知でしたらの読み方
バルザック　Honore de Balzac 中島英之訳「ゴリオ爺さん」

...並みの手立てでは完成すまい... 並みの手立てでは完成すまいの読み方
藤野古白藤井英男訳「人柱築島由来」

...手立てを尽くす所存... 手立てを尽くす所存の読み方
藤野古白藤井英男訳「人柱築島由来」

...しかしメリヘイブン邸へ帰る手立てはしてあります... しかしメリヘイブン邸へ帰る手立てはしてありますの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「王冠の重み」

...たぶん伯爵夫人を止める手立てはないだろうし... たぶん伯爵夫人を止める手立てはないだろうしの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「王冠の重み」

...いまや何の手立てもなく... いまや何の手立てもなくの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「くちなしの花」

...フィリップスから金をもらえる手立てがあるし... フィリップスから金をもらえる手立てがあるしの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「本命馬」

...法的には街の盗賊どもがごっそり儲けるのを防ぐ手立てはない... 法的には街の盗賊どもがごっそり儲けるのを防ぐ手立てはないの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「四日白魔」

...きっぱり仇討ちの手立てを立てねばならぬ... きっぱり仇討ちの手立てを立てねばならぬの読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...どのような手立てを講じてでも... どのような手立てを講じてでもの読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...手立てが残っておらぬでもあるまい」冬の日が... 手立てが残っておらぬでもあるまい」冬の日がの読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...筒井は或る官人（かんにん）のもとに働くように手立てをしたが... 筒井は或る官人のもとに働くように手立てをしたがの読み方
室生犀星「津の国人」

...あらゆる手立てを話し合って... あらゆる手立てを話し合っての読み方
森鴎外「山椒大夫」

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