...寝るときに手枕を使うと、首が痛くならず快適です...
...彼女は手枕をして、うとうとと寝息を立てていた...
...仕事中に手枕をすると、気分がリラックスできます...
...このソファーには、取り外し可能な手枕がついています...
...オフィスチェアに手枕があるのは、貴重な機能だと思います...
...そよそよ風の手枕(たまくら)に...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...房吉は時々出かけてゆく、近所の釣堀(つりぼり)へ遊びに行っていたし、房吉の姉のお鈴は、小さい方の子供に、乳房を啣(ふく)ませながら、茶(ちゃ)の室(ま)の方で、手枕をしながら、乱次(だらし)なく眠っていた...
徳田秋声 「あらくれ」
...手枕(たまくら)をして横になった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...宗助は手枕をして...
夏目漱石 「門」
...十二橋ほんに潮来(いたこ)へおいでなら佐原来栖(いけす)にお茶屋がござらう姉さめしませうのう姉さ花のかむろが後朝(きぬぎぬ)の雨は涙で降るぞへのう一夜(ひとよ)かりねの手枕に旅の妻(おかた)と唄はれて明日は恥(はづか)し のう姉さ皐月(さつき)照れ照れ菖蒲(あやめ)も植ゑよお女郎(じよろ)見ましよか十六島は雨の降るのに花が咲く...
野口雨情 「別後」
...私が今しがた迄手枕をして横になり物思ひにふけつてゐたのだといふことをはつきり示してくれる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...おみやは手枕をした...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...すると、片隅に菰(こも)を敷いて寝ていたひとりの白衣(びゃくい)の男が、手枕を上げて、むっくりと起きかけました...
吉川英治 「江戸三国志」
...「親分もうよろしゅうございますよ」「寒いからこのまま手枕で寝ていよう」「それも工合がいいかも知れません...
吉川英治 「江戸三国志」
...初めてしばし手枕でまどろんだ程度だった...
吉川英治 「黒田如水」
...実は彼が手枕で眠っている間に...
吉川英治 「新書太閤記」
...……具足のまま、手枕かって、戦いのひまに、ごろりとやる一睡(いっすい)の味は、戦場ならでは貪(むさぼ)れぬ無上のものでな」――その語につづいて、「食事はなされたか」「まだでございますが」「では、いっしょに戴こう」と、小姓を顧み、「支度をいそがせい」――と命じながら、「彦右衛門は、いかがいたした?」と、たずねた...
吉川英治 「新書太閤記」
...腹が満(は)った」ごろんと手枕になる...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そこに敷いてある乳のみ児の蒲団の中へ手枕で横になって...
吉川英治 「宮本武蔵」
...手枕をかってうたた寝していた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...手枕に顔を押し潰(つぶ)して鼾(いびき)をかいているので...
吉川英治 「宮本武蔵」
...奈良井の大蔵は手枕で横になっていたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...小次郎はそこへあがるとすぐ、酔った体を仰向けに横たえて、手枕をかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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