...寝るときに手枕を使うと、首が痛くならず快適です...
...彼女は手枕をして、うとうとと寝息を立てていた...
...仕事中に手枕をすると、気分がリラックスできます...
...このソファーには、取り外し可能な手枕がついています...
...オフィスチェアに手枕があるのは、貴重な機能だと思います...
...その上に手枕(てまくら)をして...
岩野泡鳴 「耽溺」
...お長が手枕の真似をしたことを胸に浮べる...
鈴木三重吉 「千鳥」
...次の日は朝の程に鵜戸の窟にまうでゝ其の日ひと日は樓上にいねてやすらふ手枕に疊のあとのこちたきに幾時われは眠りたるらむ懶き身をおこしてやがて呆然として遠く目を放つうるはしき鵜戸(うど)の入江の懷にかへる舟かも沖に帆は滿つ渚にちかく檐を掩ひて一樹の松そばだちたるが...
長塚節 「長塚節歌集 下」
...真中に手枕をしてごろりと向うむきに転(ころ)がっているものがすなわち彼であった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...二人は手枕で寝たまま返事もしない...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...奥の茶の間に片手枕で寝ころんだり...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...手枕のまま頬に冷たく触れて来るサフランの花の匂いを嗅いでいると...
横光利一 「旅愁」
...そこに寝ころんでいる手枕の人をよそに...
吉川英治 「江戸三国志」
...脇部屋に手枕のまま寝ていた小姓の佐脇(さわき)藤八郎をゆり起して...
吉川英治 「新書太閤記」
...用事があらば時を選ばず起せといいつけては手枕で横になった...
吉川英治 「新書太閤記」
...手枕で眠っていた大崎対馬守が...
吉川英治 「新書太閤記」
...これでぐッすりできれば」ごろと、身を横ざまに、手枕となったが、やはりいけない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...蝉(せみ)の声を手枕に...
吉川英治 「源頼朝」
...手枕に顔を押し潰(つぶ)して鼾(いびき)をかいているので...
吉川英治 「宮本武蔵」
...――武蔵は、手枕の上から、眼を開けて、彼の顔を、まじまじと見ていたのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...手枕のうつらうつらに...
吉川英治 「宮本武蔵」
...手枕の肱(ひじ)へ薄く眼をつぶって眠っている...
吉川英治 「宮本武蔵」
...秋ならでおく白露はねざめする我が手枕のしづくなりけり (恋五...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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