...この木は手斧で切り倒した...
...手斧を使って、薪をついでいる...
...手斧を手に入れたら、森でキャンプしてみたい...
...手斧を使うと、細かいところまでカットできる...
...手斧を使わなくても、チェーンソーで簡単に切れる...
...日本人が手斧を使用する方法に感心し...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...物置(ものおき)から探(さが)しだした手斧(ておの)で...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...君は手斧だ」「おれが手斧を持つのか...
海野十三 「太平洋魔城」
...手斧(ちょうな)でも持ちますかな」よいなぐさみものといわんばかりに...
壺井栄 「二十四の瞳」
...鋸(のこぎり)と手斧(ちょうな)とマッチが食料品と同様に雪の山では必需品であることを実例で教えてくれたのはこの老人であった...
中谷宇吉郎 「雪の十勝」
...それと同時にちょっと大工の手斧ぐらいは使える...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...手斧で花崗石を叩きつけた...
原民喜 「恐怖教育」
...六人の漁夫たちは、みな、見上げるような大きなリュックサックを背負い、安全灯や、ロープや、手斧や、そのほか、雑多なものを、腰に差したり、吊したりしていた...
久生十蘭 「地底獣国」
...そこの薪を小さく割ろうとして手斧を取りあげたまま...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...誠とせい子と三平と圭子と少し離れて室の中央に双葉が恐怖で一杯な真青な顔をして食卓上の手斧を見つめている...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...ポカンとしていたがやがて手斧に眼をやってニヤニヤ笑い出している)……フー...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...ますます釘(くぎ)を打つ音や手斧(ちょうな)をかける音が聞えてくるのである...
森鴎外 「普請中」
...手斧(ちょうな)のあとなど...
吉川英治 「江戸三国志」
...天守閣(てんしゅかく)が建つ所の鑿(のみ)の音や手斧のひびきは...
吉川英治 「黒田如水」
...そう考えてきたか」「あの真心のもとに打つ手斧(ちょうな)の音――あの信念そのものの姿で働いている法師たちや門徒の者を見ては」「そちは...
吉川英治 「親鸞」
...斬ッた……」手斧(ちょうな)をだらんとぶらさげたまま...
吉川英治 「親鸞」
...おめえを手斧(ちょうな)で斬った覚えがあるんだが……どこにも...
吉川英治 「親鸞」
...手折(たお)るべい武蔵の原のりんどう、桔梗(ききょう)花はとりどり迷うほどあるがあの娘(こ)思えば手折れぬ花よ露しとどただ裾(すそ)が濡れべい石曳き普請(ぶしん)の石曳きたちは、おもしろそうに歌っているし、鑿や手斧が、木屑を飛ばしている仕事にも、彼は、足を止められて、思わず道草を喰っていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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