...『これよりは、必ず、蟇口検定を受けて後ち、出遊することに定められたれば、釣は俄かに下手になり、大手振りて、見せびらかす機会も無くて』と、呵々(からから)と大笑す...
石井研堂 「釣好隠居の懺悔」
...私は身振り手振りで車夫達に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その洒落の手振りをただ形だけ真似てもつともらしくお作りになつては...
太宰治 「右大臣実朝」
...折り/\かざす踊りの手振りに...
谷崎潤一郎 「幇間」
...」二人に後に下っているようにと諭(さと)すような手振りをしながら...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...叔父はそんなことがあるものかという抗議の優雅な手振りを一つしたが...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...足手振り笑むらむさまを...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...例へば文章を書くにしても……」先生は得意らしく身振り手振りで諄々(じゆんじゆん)と説き出したが...
南部修太郎 「猫又先生」
...娘の酌の手振りは見事ですが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...二「まア斯んなわけで――」その翌る日の朝、錢形平次の家へ飛び込んで來た八五郎は、身振り手振りで、音次郎お京心中の一齣(こま)を報告するのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...面白可笑しく手振りが入るのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...踊る手振りの見事さは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...身振り手振りで怒っている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...引見の終ったことを手振りで示した...
山本周五郎 「思い違い物語」
...意味の知れない手振りをしたりした...
山本周五郎 「はたし状」
...芸といっては土俵入りに手振りあやしき相撲甚句ぐらいで...
山本笑月 「明治世相百話」
...丹前姿の中年者、茶屋の仲居、お供の奴、町人、角前髪(すみまえがみ)、小女、坊さん、いい機嫌の武家――踊りの輪は、音頭取りの縁台のまわりを道念唄(どうねんうた)にあわせ、手振り、足振り、ゆるやかに描いて廻った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...山伏は、するどい眼で、今通った婚儀の荷を振りかえりながら、「何か、めでたい儀式があるというが、その聟殿(むこどの)は、何者でござるか」「まあ、聞きなさい」凡下は、手振りをして、「九条様も、物好みでいらっしゃる...
吉川英治 「親鸞」
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