...そっちが来て手当てしてくれと言った...
東健而訳 大久保ゆう改訳 「瀕死の探偵」
...さういふ手当てを...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...傷を受けたものは戦友から乱暴で簡単な応急手当てを受けていた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...解剤(げざい)をもって手当てをしました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...敵の情深い手当てを受けて衣食住には少しも不自由をしなかったし...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...幸いにして、天恵のごとくその殺戮中の至る所に身を現わす彼がいたために、倒れた者らは引き起こされ、下の室(へや)に運ばれ、手当てをされた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...私たちはそこでただちに応急手当てを始めた...
永井隆 「長崎の鐘」
...丁寧な手当てをやり始めた...
永井隆 「長崎の鐘」
...お手当てをしてもらい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手当てが行届いたせいか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...差し当りて其処此処(そこここ)に宿泊せしめ置きたる壮士の手当てを如何(いか)にせんとの先決問題起り...
福田英子 「妾の半生涯」
...又は手当ての違いで死んでも...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...手当てに来ていた典医がそっと戻って行った...
吉川英治 「三国志」
...こんな手当てで...
吉川英治 「私本太平記」
...いますぐお手当てをいたしまする」「それには及ばぬ」青い眼のふちは笑っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...「すぐに手当てを加えろ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...手当てをする者もねえだろう...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...運座の帰りに手当てをしてやった男の血だよ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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