...自活支援のために手始めにできることはありますか?...
...手始めに蜜月関係から始めよう...
...これを手始に、物として我詩に入らぬはなきやうになりぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...琉球研究の手始めとして少しずつオモロの講釈を聴いた...
伊波普猷 「「古琉球」自序」
...まず三十日の雲龍寺を手始めに...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...手始めに女史の許(ところ)に頼みに来たわけなのだ...
薄田泣菫 「茶話」
...政府が鑛毒に干渉した手始である...
田中正造 「亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問」
...」「いや手始めは中心区(シティ)だ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...下田奉行をして談判の手始を開かしめたり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...そしてまず手始めに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...余(五)が其錯簡を疑つたことが手始めで...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...鶴子は今住む家の門を出る事が自分の生涯をつくり直す手始(てはじめ)だと日頃から心づいてはいたものの...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...その手始めに、この地方へ栽培を試みようと思ったが、ツイにそこまで手が廻らなかったのが残念だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...それで手始めとして...
中谷宇吉郎 「大雪山二題」
...先ず手始めにコロイドの性質に馴(な)れようというので...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...さうした事業の手始めに...
林芙美子 「浮雲」
...まず手始めにその方の療治を始めなくてはならないわね...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...ならばその手始めに海龍王をなだめるため人柱を立てるのであれば...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...早起きした蜜蜂が手始めの一働きに出る間に――ある事件を話してあげますが...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...冒険の手始めとしては随分変なものだなと...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
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