...夫々(それぞれ)手分けをして...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...七人が手分けをして...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...将軍家の近侍達は手分けをして八方へ捜しに出た...
薄田泣菫 「茶話」
...家の方は主にカ氏とシャアとジャヴェリとで手分けして探しているらしいのであったが...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...家来(けらい)達が四方八方に手分けして...
豊島与志雄 「夢の卵」
...山の八方へ手分けをして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ガラッ八と手分けして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...多勢手が揃つたところでいろ/\手分けをして搜(さが)すと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...老人はその砕けたのを八方へ手分けをして集めた...
室生犀星 「故郷を辞す」
...山門の方から手分けをした捕手が...
吉川英治 「江戸三国志」
...手分けして探せよと命じ...
吉川英治 「三国志」
...京を中心に手分けして...
吉川英治 「私本太平記」
...こう三人が手分けして...
吉川英治 「新書太閤記」
...多くの同朋衆は、手分けして、各詰所の小部屋で、一筅(いっせん)をそそぎ、茶を献(けん)じ、香を薫(くん)じて、犒(ねぎら)いを扶(たす)けていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...『上野介は何処(いずこ)に?』手分けをして奥へ駈け入った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...五郎も、六郎も、ほかの叔父御の郷へ、それぞれ、手分けして、兄者人(あんじゃひと)のお帰宅を、知らせに、旅立ちました」「なんだ...
吉川英治 「平の将門」
...こちとらが手分けをして...
吉川英治 「宮本武蔵」
...いつも数名の木版師が手分けで彫っていた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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